深センで日本人児童刺殺事件、被告に死刑判決が下される
要約すると中国南部・広東省の深セン市で、昨年9月に日本人学校に通う10歳の男子児童が刺殺される事件が発生しました。
この事件に関する初公判が行われ、被告である45歳の無職の中国人男性に対し、裁判所は死刑判決を言い渡しました。
公判では、被告の犯行動機が「インターネットで注目を集めるため」とされ、裁判官は「犯行後にメディアに電話を掛けるなど極めて悪辣かつ重大な犯行」と述べました。
事件が発生した9月18日は、満州事変の発端となった「柳条湖事件」が起きた日であり、動機についての関心が高まりましたが、日本に対する具体的な言及はありませんでした。
公判中、被告は「被害者の家族や日本大使館と話をしたい」と発言しましたが、その意図は不明です。
金杉駐中国大使は、被告の発言の背景について理解できないとコメントしました。
日本政府は、領事館を通じて深セン市の当局と連携を続ける方針を示しています。
また、深セン在住の日本人は、死刑判決が模倣犯を防ぐための戒めとして出されたと考えていると述べました。
さらに、同じく22日には江蘇省の蘇州市で日本人の親子を襲った事件でも死刑判決が下されており、これらの判決は控訴がなければ10日以内に確定します。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad411fb84822a0f04eb1227b83588313d3fb65b1