ドイツ博物館がイーロン・マスク氏の肖像画を撤去。ナチス式敬礼を連想させる行動が批判され、存命の人物を美化することの問題から決定された。ADLもマスク氏を厳しく非難。
これは、マスク氏がドナルド・トランプ米大統領の就任祝賀会でナチス式敬礼を彷彿とさせるポーズをとったことに起因している。
博物館は、宇宙工学に関する展示エリア「過去と未来の先見者たち」で歴史的な科学者たちと並んでいたマスク氏の肖像画を、存命の人物を美化することの問題から撤去する決断を下した。
マスク氏の肖像画は、政治的関与が高まった昨年11月から布で覆われていたことも報じられている。
博物館は、展示物のデザイン上、時事問題に迅速に対応することが難しいため、撤去に至ったと説明した。
マスク氏は、自身の行動に対して批判が高まる中、「ヒトラーに例える手法にはうんざり」とXに投稿し、ホロコーストに関わったナチス要人の名前を冗談として列挙した。
この発言に対し、名誉毀損防止同盟(ADL)の代表は、ホロコーストを軽視することは不適切であり、非常に不快な行為であると強く非難した。
ADLの公式アカウントも、マスク氏のジョークが殺害された600万人のユダヤ人の記憶を侮辱するものであると指摘している。
この一連の出来事は、マスク氏の言動が持つ影響力とその社会的責任について再び議論を呼ぶことになった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/14b2fe762a1041a2ac4e159d667fcaeb8c829768
イーロン・マスク氏の肖像画撤去に関するコメントは、主にナチスの歴史やその影響に関する意見が集まりました。
多くのコメントは、ナチスを絶対的な悪とみなす風潮が、戦勝国の行動や歴史に対する評価に偏りがあると指摘していました。
特に、ナチスに対する過敏な反応が見られる一方で、他国の行動についてはあまり批判されないとの意見があり、ダブルスタンダードについての懸念が表明されていました。
さらに、コメントの中には、ナチスに関連するポーズが過剰に批判されることに対する疑問や、ナチスの影響を恐れるあまり、冷静な議論ができていないという意見もありました。
歴史的な視点から、ナチス以外の国や指導者の行動についても再評価が必要だとの声があり、特にアメリカやドイツの行動が指摘されることが多かったです。
また、メディアの報道手法に対する批判もあり、特定の文脈を無視した報道が誤解を生む原因になっているとの意見もありました。
全体として、歴史的な事実と現代の政治的状況を考慮した冷静な議論が求められているという印象を受けました。
ネットコメントを一部抜粋
ナチスを絶対の悪とする風潮は、戦勝国の絶対的な賛美と正当化です。
ドイツはナチスには敏感なクセにガザでやっていることはなんだ。
トランプ大統領は現状程度であればイーロンマスク氏を重用することに変わりはないと思います。
ナチス敬礼ではない、これは古代ローマ式で栄光あれの意に過ぎない。
名誉毀損防止同盟(ADL)はあのポージングがナチス式敬礼では無いとの見解も示していたはず。