マカオ税関が商業ビル内の密輸拠点を摘発。冷凍牛もつ1500kgを発見し、運び屋行為を組織した責任者を逮捕。違法な貿易活動への取り締まりを強化。
要約すると2024年10月26日、マカオ税関は、マカオと広東省珠海市間での違法な運搬活動を抑制するための合同作戦を実施し、商業ビル内に設けられた密輸品供給拠点を摘発した。
この作戦は、両地の税関当局の協力によるもので、特に関閘エリアにおいて行われた。
摘発されたテナントには、責任者の女性が1名おり、冷凍牛もつ約1500キログラムが発見された。
この冷凍牛もつは市価で約22.5万パタカ、すなわち日本円で約427万円相当とされている。
税関は、この女性が運び屋を組織し、マカオから中国本土への密輸を行っていたと見ており、対外貿易法違反で起訴した。
また、発見された食品の保管状況が食品安全法に抵触する可能性があるため、市政署にも通報した。
さらに、この女性が無許可で営業していたことも判明し、関連当局による調査が進められることとなった。
関閘イミグレーションは中国本土との主要な陸路の玄関口であり、過去にも運び屋行為が盛んに行われていた地域である。
このため、当局は高頻度でパトロールや摘発を行っており、今後も水際での取り締まりを強化する意向を示している。
市民に対しては、報酬目的での運び屋行為に従事しないよう呼びかけも行われている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/164512df6564f333cadd5121f7bb7d823388e3a0