VR46レーシング・チームが2025年シーズンのカラーリングを発表。新加入のモルビデリと共に最新型ドゥカティで挑戦。
このチームは、バレンティーノ・ロッシが設立したVR46ライダーズアカデミーから派生したもので、2014年からMoto3クラスに参戦し、2022年にはドゥカティと契約しMotoGPクラスに進出しました。
2024年シーズンには新たにインドネシアの国営石油企業「プルタミナ」がメインスポンサーとなり、チームはランキング5位を獲得しました。
新加入のファビオ・ディ・ジャンアントニオは、2024年のシーズン中にトップ10圏内での入賞を果たし、シーズン後半には負傷を乗り越えてランキング10位でフィニッシュ。
一方、マルコ・ベゼッチはスペインGPで3位表彰台を獲得し、最終的にはランキング12位となりましたが、アプリリア・レーシングへの移籍を発表しました。
そのため、ベゼッチの後任としてロッシの弟子であるフランコ・モルビデリが起用されます。
モルビデリは、2025年からドゥカティのマシンでVR46レーシング・チームに参加することになります。
発表会では、ディ・ジャンアントニオとモルビデリ、チームの重要メンバーが登壇し、ロッシはビデオメッセージで新しいカラーリングを披露しました。
ドゥカティとの関係が強化され、2025年からは最新型のマシンが供給されることが決定しており、ディ・ジャンアントニオは最新型のデスモセディチGP25を、モルビデリは1年落ちのデスモセディチGP24を使用します。
カラーリングは昨年と大きく変わらないものの、レーシングスーツはアシンメトリーなデザインとなっています。
なお、ヤマハVR46マスターキャンププロジェクトの終了に伴い、チームはMoto2クラスから撤退し、2025年のシーズンはMotoGPクラスのみに参戦する予定です。
ロッシが46歳を迎える2025年、チームがさらなる飛躍を遂げることが期待されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e7b7bea2d0ae92a543d0b45405927b7ddc1a01e7
VR46レーシング・チームの2025年シーズン体制発表に対するコメントは、ロッシの46歳という節目に彼のチームがドゥカティからファクトリーサポートを受けることに運命を感じる声が多くありました。
モルビデリの経験とディ・ジャンアントニオの勢いに期待が寄せられ、表彰台常連のポテンシャルがあるとされましたが、最新型と1年落ちのマシンのバランスが重要なポイントとして指摘されていました。
特に、ディ・ジャンアントニオについては、MOTO3時代の成績から評価が低いとの意見があり、彼がどれだけ結果を残せるかが今後のキャリアに影響を与える可能性があると懸念されていました。
さらに、他のチームメイトやライダーの移籍に関する話題も挙がり、VR46の位置付けやチーム内の情報共有の課題についても言及されていました。
全体的には、期待と不安が入り混じったコメントが多く、特にモルビデリの活躍に期待する声もあったものの、彼の過去の成績に対する疑問も残る結果となりました。
新体制に対する期待感がある一方で、実力やマシンのバランスに対する不安も表明されていました。
ネットコメントを一部抜粋
ロッシの46歳という節目に、彼のチームがドゥカティからのファクトリーサポートを得て本格的な勝負を仕掛けるのは、なんだか運命的な流れを感じるね。
ファビオ・ディ・ジャナントニオはどうなんだろうね。
正直、内容では圧倒的に負けていたわけだし、評価がそこまで高いライダーとは言い難い。
ルカはホンダに。
ベズも移籍。
本来ならランキングでディッジャより上位のアレマルの居るグレシーニにGP25が与えられるのでは?と思います。
VR46としては、ファクトリースペック+サポートを獲得したとは言え、心の底では「こんなハズじゃぁ…」と思っているのかもね。
意外とモルビデリが活躍したりして。
何故かって、2年続けて同じマシン使えるから。