キャサリン妃がロンドンの病院でがんの寛解を報告。患者との交流を通じて希望を伝え、多くの人々が彼女の回復を願っている。
この病院は1851年にウィリアム・マースデン博士によって設立され、がんの研究と治療に特化した世界初の病院です。
キャサリン妃は、暖かみのあるバーガンディー色のセーターとスカート姿で登場し、入院患者と穏やかに言葉を交わしました。
これまでメディアを避けて裏口からしか出入りしていなかった彼女が、正面玄関から入る姿は新鮮だったといいます。
彼女は治療を担当した医師や看護師に感謝の意を表し、患者一人一人と話をすることを希望しました。
笑顔を絶やさず、患者の手を優しく握り、「トンネルの先には必ず光が見えますから」と励ましの言葉をかけました。
ある女性患者は、キャサリン妃が「コールド・キャップ」を必要としなかったと明かし、妃の親しみやすさに感動したと語っています。
キャサリン妃は患者の話に熱心に耳を傾け、「明るい気持ちでいることが治療に効果があります」と声をかけましたが、自身のがんの部位やステージについては詳細を明かさなかったとされています。
これは、特定のがんに焦点が当たることを避ける配慮と考えられます。
病院訪問後、キャサリン妃はSNSを通じてがんの寛解を報告しました。
彼女ががんと診断されたことを明らかにしたのは昨年3月で、その2カ月前には腹部手術を受けていましたが、その後の検査でがんが見つかりました。
当初は公にせず、公務に姿を見せない状態が続いたため、様々な憶測や中傷が飛び交いました。
事態の沈静化を図るため、彼女はSNSに動画を投稿し、国民に語りかける姿は誠実で、多くの人々が彼女の快復を願うようになりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a2da810ea9db30fcfde7e0c515f44396c68f03aa