「Kiwi Browser」が今月末で開発終了。Chrome拡張機能を使える代替として「Edge Canary」が注目されています。手順を解説。
Kiwi Browserは、通常パソコンでのみ使用可能なChrome拡張機能をスマートフォンでも利用できるようにするアプリとして、特にコアなユーザーに支持されていました。
開発者によると、プロジェクトはアーカイブ化され、すでにGoogle Playストアからもアプリは削除されています。
また、GitHub上のリポジトリもアーカイブ表記になり、今後のメンテナンスは行われないとのことです。
新規ユーザーは公式のGitHubリンクからダウンロード可能ですが、セキュリティ面での注意が必要です。
Kiwi BrowserはChromiumをベースにしており、Chromeと同様の操作性を持ちながらも、拡張機能をサポートする唯一無二の存在でした。
しかし、開発者はブラウザのメンテナンスが複雑で、個人的なニーズから始まったプロジェクトのため、長期的な維持が難しくなったと説明しています。
Kiwi Browserの終了によって拡張機能をサポートするブラウザがなくなるわけではありません。
代替策として、マイクロソフトが提供する「Edge Canary」が挙げられます。
Edge CanaryはEdgeブラウザの開発版で、最新機能を試すことができる不安定なバージョンです。
ここでは、任意の拡張機能をインストールすることが可能で、手順は少々面倒ですが、Kiwi Browserとは異なり拡張機能専用のレイアウトで表示されるため、利便性が向上しています。
今後はEdge Canaryの利用が主流になる可能性がありますが、Canaryの実装が正式版に反映される保証はなく、将来的に削除されるリスクもあるため、利用者は注意が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e01f70d5f3d89628a78f598b04461937fc778998
コメントの内容では、Kiwi Browserの終了に対する多くのユーザーの反応が寄せられていました。
特に、Kiwiのアイコンや機能についての思い出が語られ、ブラウザの重要性がますます増していることに共感する声がありました。
また、「どこの国の開発会社か確認しないといけない」という意見もあり、ブラウザ選びの際の注意点が指摘されていました。
Kiwi Browserの特定の機能、例えばY!news excluderを使用して見たくない記事を除外できる点が便利だったというコメントもあり、ユーザーにとっての利便性が強調されていました。
さらに、Kiwiの特徴的な点として、どの端末からでも同じLINEアカウントにアクセスできる便利さが挙げられ、これが失われることに対する困惑の声もありました。
最後に、Kiwiの終了を受けて「Firefoxに移ります」というように、他のブラウザへの移行を考えるユーザーの意見も見受けられました。
このように、Kiwi Browserの終了は多くのユーザーに影響を与え、今後のブラウザ選びに対する関心が高まっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
昔PCで使ったことある。
アイコンがずっとウサギ(左を向いている)に見えていた。
ブラウザーのダウロードの前に、どこの国の開発会社か確認しないといけないのめんどい。
kiwiは Y!news excluderで見たくない記事を除外できる拡張機能が使えるので便利だったんだが、残念。
Kiwiはどの端末からでも同じLINEアカウントに入れるから便利だったんだけどなぁ。
メインブラウザついに逝ってしまった。
Firefoxに移ります….