長野駅前の無差別殺傷事件で逮捕された男について、元刑事が犯人心理や社会的背景を分析。就職氷河期世代との関連性が指摘されている。
逮捕された矢口雄資容疑者（46）は無職で、警察は無差別の可能性を視野に入れ捜査を進めている。
元徳島県警捜査一課の秋山博康氏は、こうした無差別事件の共通点を分析し、犯人には孤独感や社会への不満が見られると指摘した。
犯人の心理には、自暴自棄の状態で「誰でもいい」という気持ちがあり、犯行を行う際には人が多い場所を選ぶ傾向があるという。
また、秋山氏は無差別殺傷事件が過去の事件を模倣する形でエスカレートしていく危険性についても警鐘を鳴らした。
特に、就職氷河期世代の人々が社会に対する敵意を抱くことが多く、彼らが犯人である可能性が高いと述べた。
過去の通り魔事件の犯人も、今の年齢層に近い45、6歳であることが多いとし、社会的背景が事件に影響を与えていることを示唆した。
今回の事件も、こうした社会的要因が絡んでいる可能性があるため、今後の捜査に注目が集まる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/14a8f7772d97e20ba8ba04cebc996e504f4ac5e1
無差別殺傷事件に関連して、ネットのコメントでは就職氷河期世代に対する理解と支援の重要性が強調されました。
多くのコメントが、特に団塊ジュニア世代が抱える構造的な問題や経済的な困難に焦点を当てており、彼らが非正規雇用や低賃金に苦しんでいる現状が、犯罪の背景にあると指摘されました。
就職氷河期世代が一括りにされて非難されることに対しては、多くの人々が反発の意を示し、当時の社会背景や個々の努力を無視することは不適切であると述べました。
特に、男性が受ける支援の少なさや、社会的孤立が犯罪を引き起こす要因になり得るとの意見もありました。
犯罪者を一概に非難するだけでなく、その背景にある社会の構造や支援の欠如についても考える必要があるという声が多く見られました。
また、個人の問題を世代全体に拡張して無意味な発信をすることは避けるべきだとの意見もあり、具体的な政策や支援策が求められています。
今後、社会全体がこの問題に向き合い、理解を深めていくことが重要であるとの認識が広がっています。
ネットコメントを一部抜粋
確かに時代背景と相関性がないとは言い切れない部分もあるだろう。
無軌道な犯罪に走る人もいるでしょう。
世間の無理解＆政府から置き去りにされれば、無敵の人が続出するのも分かります。
社会への不満が他人への憎悪に変わってしまうことはあり得る話だ。
一概に世代で一括りにするのも、この世代で真っ当に頑張ってる人たちに対して失礼かと思います。