NECからカーブアウトしたhootfolioが因果分析AI「causal analysis」を展開。意思決定支援を目指し、幅広い分野での事業成長を計画中。
要約すると日本電気株式会社(NEC)は、2025年1月1日から因果分析AIソリューション「causal analysis」を展開する新会社、株式会社hootfolio(フートフォリオ)を設立することを発表しました。
hootfolioは、NECの事業イノベーションプロセスを経て、企業の新事業創出を支援するBIRD INITIATIVE株式会社の協力のもとカーブアウトされた企業です。
「causal analysis」は、データから物事の因果関係を自動的に抽出し、意思決定を支援するAI技術を活用しています。
従来は仮説に基づく手作業の分析が主流だった因果関係の探索を、自動化することで、導入企業の意思決定のスピードを向上させることを目的としています。
このソリューションは、NECの研究開発から生まれ、2020年からマーケティングや人事などの領域で活用されてきました。
hootfolioは、カーブアウトを通じて事業成長を加速し、顧客の課題解決に貢献することを目指しています。
また、製品開発や顧客リレーション強化、人材管理、経営管理、公共政策など幅広い分野に「causal analysis」を提供し、外部資金調達を通じて製品と技術のさらなる強化を図る考えです。
さらに、2030年までのIPOを目指し、将来的には米国への事業進出も視野に入れています。
このように、hootfolioは因果分析の分野でのリーダーシップを目指し、革新的なソリューションを提供していく意向を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/09395f82707ecafcd09a0b9071a13ca248799ff6