ケニー・ロフトン氏は通算622盗塁を達成しながら、殿堂入りの権利を失ったことに悲しみを表明。彼は自身の成績が評価されていないと感じ、再評価を期待しています。
彼はインタビューの中で、自身の評価が低いことに対して「まだ認められていない」と述べ、悲しみを表現しました。
ロフトン氏は1991年にメジャーデビューし、インディアンズで全盛期を迎え、5年連続で盗塁王に輝くなど、通算2428安打、622盗塁を記録しました。
さらに、彼の「WAR」は68.4に達し、これはイチロー氏の60.0を上回る数字です。
しかし、彼は現役引退から5年後の2013年に殿堂入りの資格を得たものの、初年度の得票率はわずか3.2%にとどまり、5%に満たなかったため資格を失いました。
ロフトン氏はその原因として、自身がチームプレーヤーに徹し、チャンスメークに注力したことが評価されなかったと分析しています。
彼はイチロー氏の殿堂入りを喜びつつ、自身の成績がイチロー氏とそれほど離れていないことから、再評価を期待しています。
記事では、通算600長打と600盗塁を記録した選手がロフトン氏を含めて9人しかおらず、他の8人は全て殿堂入りしていることも触れています。
今後は元選手で構成される時代委員会による殿堂入りの可能性もあり、ロフトン氏は「成績を見て欲しい」と訴え、殿堂入りへの扉が開く日を待っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f844147f9adbd76952ad4ff59d04f6d4ad49258f
ケニー・ロフトン氏が殿堂入りを果たせなかった理由に関して、ネット上では多くのコメントが寄せられました。
彼の成績は非常に素晴らしかったものの、同時期に有力選手が多く、競争が激しかったため、運が悪かったという意見が多数見受けられました。
特に、薬物使用の疑惑がある選手たちも候補に名を連ねていたため、ロフトン氏の票が埋もれてしまったという指摘がありました。
さらに、殿堂入りの投票は記者の主観が大きく影響するため、印象やインパクトが重要であることも強調されました。
ロフトン氏の成績は立派であったものの、イチロー選手との比較が行われる中で、彼の持つ記録や知名度の差が影響したとの意見もありました。
特にイチロー選手は、年間262安打や3000安打といった破格の記録を持っているため、印象に残りやすいという点が挙げられました。
ロフトン氏が殿堂入りするためには、より強いインパクトが必要だったという意見もあり、彼の偉大さは認められつつも、知名度や記録の差が影響したとの声が多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
ロフトンが資格入りした時のリストは、ビジオ、バグウェル、モリス、ピアザなどが並んでいて、本当にえげつなかった。
決してロフトンが軽んじられていた訳ではなく、タイミングが悪かったとしか言いようがなかった。
ロフトンは自分でも名前を知っているくらいの選手なので、超一流プレーヤーには間違いなかった。
イチローとの比較が多かったが、彼は記録面で圧倒的な存在だった。
ロフトンも選ばれるべきだが、印象に残らなかったのが殿堂入りに影響したのかもしれない。