厚労省が職場の熱中症対策を義務化、来夏施行予定。2023年の死傷者は1106人、死亡者31人。
要約すると厚生労働省は、建設現場などの職場における熱中症対策を義務化する省令案を示しました。
これは、2023年の職場における熱中症による死傷者が1106人に達し、そのうち31人が死亡したという深刻な状況を受けたものです。
熱中症による死亡者数は、他の労働災害に比べて約5から6倍の割合であるため、対策の必要性が高まっています。
新たに義務付けられる対策には、熱中症の危険がある労働者を早期に発見し、適切な対処を行うための体制の整備や、熱中症の危険がある人への処置手順の策定が含まれています。
また、これらの対策を怠った場合には罰則が科されることも明記されています。
厚労省は、来夏までにこの省令を施行することを目指しています。
この取り組みは、労働者の安全を確保し、熱中症による悲劇を未然に防ぐための重要なステップとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/db36d22917bdb5e4281ece2a39fa23d04afb536d