警察庁の新長官・楠芳伸氏が国民の安全を最優先にし、匿名・流動型犯罪グループへの取り締まり強化を表明しました。災害対策や万博警備にも注力する意向です。
要約すると警察庁の新長官、楠芳伸氏が27日付で就任し、記者会見を通じて国民の安全と安心を最優先にする意向を示しました。
彼は、特に強盗や特殊詐欺などの犯罪に関与する「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」に対する対策を重要な課題として挙げ、徹底的な取り締まりと抑止策を強化する方針を明言しました。
具体的には、悪質なホストクラブの問題や北関東で増加している金属盗に対処するため、今国会で関連法案の成立を目指していることを強調しました。
これにより、違法なビジネスモデルの解体を急ぐ考えです。
また、能登半島地震の際には、道路が寸断され部隊の到着が遅れたことから、災害対策の強化が必要であると認識しています。
首都直下地震や南海トラフ地震、豪雨災害に備えて、実践的な災害対処訓練や装備資機材の充実に努める意向を示しました。
さらに、2025年に予定されている大阪・関西万博の期間中には、参院選も行われるため、全国警察での警備体制をしっかりと構築することが求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c48b434262834e51798033d60c330cc077238591