2025年度の野球殿堂投票でイチローは99.746%の得票率で歴代3位。リベラは233位、ジーターは95位。殿堂入りは成績だけでなく誠実さや貢献度も重視される。
この結果は、過去に満票当選を果たした選手が元ヤンキースのマリアノ・リベラのみであることを考えると、イチローの評価が非常に高いことを示している。
しかし、リベラはWAR(Wins Above Replacement)という指標では歴代233位の56.3を記録しており、これはリリーフ投手としての役割が影響している。
対照的に、デレク・ジーターは71.3のWARで95位、イチローは60.0で194位という結果だった。
米国の殿堂投票は選手の成績だけでなく、誠実さやスポーツマンシップ、人格、チームへの貢献も重視されるため、リベラやジーターが高く評価されたのは彼らのワールドチャンピオンとしての経験が大きい。
イチローは日本人初のメジャーリーガーとして長期間にわたり活躍したことが評価された。
歴代の殿堂入り選手の中には、ベーブ・ルースやサイ・ヤングなど、WARの数値が高い選手も多く、ルースは95.1%の得票率で殿堂入りを果たしたが、バリー・ボンズは薬物使用疑惑が影響し、最終年に66.0%で資格を失った。
過去には、ジョー・ディマジオのように、厳しい投票基準により殿堂入りが遅れる選手も存在した。
これらのデータから、野球殿堂の投票は単なる成績だけではなく、選手の全体的な貢献度を反映したものであることがわかる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5a030653a60c795d0cf4d0cbcedfa7f2ac220cf4
イチローの殿堂投票結果に関するコメントは多岐にわたりましたが、主にリベラとサバシアのWAR(Wins Above Replacement)を比較する意見が目立ちました。
リベラはクローザーとしての役割を果たしながらも高いWARを記録したことが評価され、サバシアのように多くのイニングを投げた選手も同様に素晴らしいとされました。
WARは選手の価値を測る一つの指標ですが、特にリリーフ投手はイニングが限られるため、内容や印象を重視して評価されるべきとの意見がありました。
また、殿堂入りには優秀な成績以上に、前人未到の偉業を成し遂げた選手が選ばれるべきだとの考えもありました。
WARの認知度が高まった現在、過去の選手の評価が変わる可能性があるとも指摘され、成績だけでなく、選手の人間性や影響力も重要視されるべきだという意見がありました。
全体として、野球は記録だけでなく記憶やインパクトが大切であるという見解が強調されました。
ネットコメントを一部抜粋
リベラは1283イニング投げているが、C.C.は約3倍の3577イニング投げている。
殿堂入りともなれば、『何人も成し遂げたことのない偉業』を成した選手でないと。
WARって指標はここ10年ぐらいで普及したものだからね。
野球は記録と記憶のスポーツだ。
成績だけで決めるなら指標の数値で機械的に決めればいいじゃんて話だ。