KuraDaが開放型ヘッドホン「KD-Q1」に耐久性と美観を向上させるセラコート仕上げを導入。既存ユーザーには無償アップグレードも提供。
この仕様変更により、ヘッドホンの耐久性と美観が向上し、経年劣化による音質への影響を最小限に抑えることが可能になります。
KD-Q1は2024年8月に発売され、最新の3Dプリンター技術を活用した精密な造形と優れた音響性能を持つモデルとして人気を集めています。
従来のウレタン塗装から、米国NIC社の「Cerakote(セラコート)」に変更することで、軍用や工業用途で実績のある高耐久性のセラミックコーティングを採用。
これにより、耐摩耗性、耐薬品性、軽量性を兼ね備えた外装が実現されました。
すでに2024年12月の最終ロットからセラコート仕様に移行し、現在の注文はすべてこの新仕様で提供されます。
また、既存のKD-Q1を所有しているユーザーには、希望する場合、無償でセラコート仕上げへのアップグレードが提供されるとのこと。
さらに、KD-Q1には「Ultra-Responsive Diaphragm(ウルトラレスポンシブダイアフラム)」を採用した53mm径ダイナミック型ドライバーや、PET素材の薄型ダイヤフラム、OFCボイスコイルが搭載されており、高音質化が図られています。
快適性を向上させるために、低反発ウレタンを3次元形状にカットしたイヤーパッドも採用されています。
再生周波数帯域は20Hzから20kHz、インピーダンスは75Ω、感度は84dB、最大入力は1000mWで、スペックは従来モデルと共通です。
正式な発表は2025年2月8日に開催される「冬のヘッドフォン祭mini 2025」で行われ、セラコート仕上げモデルの試聴体験ができる予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b2c2c07498dcad5c5b895470d4cbb91a8ac07c82