中国、民間企業による月探査の新たな時代

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中国が民間企業の月探査参加を初承認。2028年の嫦娥8号にロボット搭載予定。

要約すると中国国家航天局(CNSA)は、民間企業である地衛二空間技術(STAR.VISION Aerospace)の月探査ミッションへの参加を初めて承認しました。

この企業は、衛星設計やインテリジェント衛星プラットフォーム、AIデータ解析を手掛けており、浙江大学やトルコの中東工科大学と協力して、5kgの月面マイクロ探査ロボットを開発しています。

このロボットは、2028年に打ち上げ予定の「嫦娥8号」(Chang’E-8)ミッションに選定されており、中国の「長征5号」ロケットでの打ち上げが計画されています。

嫦娥8号は、着陸船(ランダー)や探査車(ローバー)で構成され、月面でのサンプル分析や実験、月環境での地球の陸上生態系のテストを行う予定です。

また、相乗りミッション用に200kgのペイロード容量も用意されていることが報じられています。

最近の報道によると、中国は宇宙分野における商業活動や民間資本の参入を徐々に拡大しており、商業用大型ロケットや衛星コンステレーション計画を進めています。

特に、2024年には商業宇宙分野を重要な優先事項とし、商業ロケットで打ち上げる宇宙ステーションへの補給用宇宙船の開発提案も選定されています。

このように、中国は宇宙探査において民間企業の役割を重視し、国際的な競争力を高めるための取り組みを進めています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/02efd88e010a2102d41185ec503688a2f4a72d9c

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