南極観測船「しらせ」が昭和基地沖を離岸し、オーストラリアのフリマントルに向けて復路の航海を開始しました。隊員たちが見送る中、観測活動が続きます。
要約すると南極観測船「しらせ」は、28日に南極・昭和基地沖を離岸し、オーストラリアのフリマントルに向けて復路の航海を開始しました。
「しらせ」は昨年12月31日に同基地に到着し、海氷上に停泊していました。
出発時には、基地近くの岬で観測隊員たちが横断幕を掲げて見送る姿が見られました。
今回の航海には、第66次南極地域観測隊の夏隊や第65次越冬隊の隊員が参加し、2月8日までにヘリコプターで乗船する予定です。
後藤宏文さん(26)、第66次越冬隊の一員で名古屋大学大学院に在籍する彼は、「しらせの支援はとてもありがたかった。
1年後に元気に再会したい」と感謝の意を表しました。
「しらせ」は2月下旬にフリマントルに寄港し、第65次越冬隊が空路で帰国する計画です。
また、第66次夏隊は一部隊員を入れ替え、トッテン氷河沖での観測を行った後、4月上旬に日本に戻る予定です。
南極での観測活動が続く中、「しらせ」の復路航海は重要な役割を果たしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cb1449988b775eb7db9df6f2594225725b8c6503