ソフトバンクグループが米国でのAIインフラに5000億ドルを投資する計画を発表。イーロン・マスクは資金不足を指摘し、孫正義の大胆な戦略が注目されています。
この計画は、トランプ大統領とともに記者会見で発表され、今後4年間で5000億ドル（約75兆円）を超える投資が行われる見込みです。
新たな合弁事業「スターゲート」により、ソフトバンクが財務を管理し、オープンAIが運営を担当する形で、全米にデータセンターを建設し、AI開発に必要な電力供給も行う予定です。
しかし、イーロン・マスクはこの投資に懐疑的であり、資金不足を指摘しています。
彼は、ソフトバンクが実際に必要な資金を持っていないと主張し、これに対しオープンAIのアルトマンが反論しました。
米メディアによると、ソフトバンクは資金調達に関する質問にはノーコメントとしています。
英通信社は、孫正義会長のアプローチを「大胆に動き、細部は後で考える」と評し、伝統的な日本企業の慎重な戦略とは対照的であると指摘しています。
この投資計画は、ソフトバンクが再浮上していることを示すものであり、技術分野への投資管理能力の高さを示しています。
日本企業は市場縮小の中で米国市場への進出を狙っており、日本製鉄の米USスチール買収もその一環ですが、経営者のアプローチが不足しているとの声もあります。
孫正義のような迅速な意思決定は、日本企業には難しいとされています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4f315a23bf62fd8ec6b600a2f12c9dc70e54ff2d
孫正義氏の5000億ドルAI投資計画についてのコメントは、多様な視点からの意見が集まりました。
まず、孫氏の経営スタイルが注目され、彼のリスクを取る姿勢が日本の大企業とは異なることが指摘されました。
日本企業は官僚主義的であり、起業家精神が欠如しているとの意見があり、これが新しいムーブメントを生む妨げになっているとされました。
また、AI技術に対する懐疑的な見解もあり、将来的にはコモディティ化し、マネタイズが難しくなるとの予測が立てられました。
孫氏の後継者問題についても言及され、彼のような大胆な経営ができる人材が見つからないことが懸念されました。
さらに、ソフトバンクの過去の成功や失敗が彼の現在の戦略に影響を与えているとの意見もありました。
全体として、孫氏の投資が成功するかどうかは不透明であり、彼の戦略や日本企業の体質についての議論が繰り広げられました。
ネットコメントを一部抜粋
日本は良い悪いにしろ、大企業は資金力はあるがサラリーマン経営。
AI懐疑論が米でも浸透してきているが、今後普及したとしても、AIは低価格化すると思う。
孫さんの後継者とかおらんやろ。
金や力への嗅覚は間違いなくあるが、本当に大事なモノがあるかが大事だと思う。
今回のソフトバンクの巨額投資が正しかったのかどうかは置いといて、官僚主義的になっているのは間違いない。