Metaは第4四半期に21%の増収を達成し、広告収入が好調。AI技術の開発に注力しつつ、メタバース事業では49億ドルの営業損失を計上。今後の設備投資も増加予定。
これにより、増収増益を達成した背景には、広告収入の好調さがある。
特に、Metaの「ファミリーアプリ」におけるデイリーアクティブユーザー数は前年同期比で5%増加し、33億5000万人に達した。
CEOマーク・ザッカーバーグ氏は、業績発表後にFacebookに投稿し、AI技術「Meta AI」と「Llama」の開発に注力しており、これらをプラットフォームに統合してユーザー体験を向上させる計画を明らかにした。
また、AIの新バージョン「Llama 4」を年内にリリースすると予告した。
しかし、メタバース事業に関しては、Reality Labs部門が10億8300万ドルの売上高を上げる一方で、営業損失は49億6700万ドルに達し、依然として大きな赤字を抱えている。
ザッカーバーグ氏は、AR/VR技術の開発が重要であると強調し、「Ray-Ban Meta」スマートグラスや「Quest 3」などのデバイスを通じて新しいユーザー体験を創出する意欲を示した。
今後の収益見通しについては、2025年第1四半期に395億ドルから418億ドルを見込んでおり、2024年通年の設備投資は392億3000万ドル、2025年には600億から650億ドルに増加する見込みだ。
この増加は、主に生成AIへの取り組みとコア事業のサポートを目的としている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5cddc96d29833a2caed5abbbee6aae4e14bcbf21