円安を活用した越境リモートワークの実態と可能性
近年、円安の影響で日本の若者が海外で働き、外貨を稼ぐことが注目されています。
特に、オーストラリアの最低時給が日本の2倍以上であることから、ワーキングホリデーを利用して働く若者が増加しています。
しかし、実際には現地での仕事探しが難航し、ホームレス支援のための食事に並ぶ日本人もいるという現実も報じられています。
こうした中で注目されるのが、海外に行かずとも日本にいながら外貨を得る「越境リモートワーク」です。
筆者自身がこの形態の仕事を実践しており、時給約30ドル(約5000円)で欧米企業と契約しています。
初めはビジネスレベルの英語に自信がなかったものの、実際には多くの日本人が持つ特定のスキルが求められていることに気づき、挑戦することにしたと語っています。
また、LinkedInの活用がこのリモートワークを可能にしている要因の一つとして挙げられています。
LinkedInは日本でも徐々にユーザーが増えているものの、依然として他のSNSと比べると少ないため、仕事探しのプラットフォームとしての認知度は今後の課題とされています。
この記事は、越境リモートワークの可能性とその実態を浮き彫りにし、今後の働き方の変革を示唆しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/101a76ae7013c1a3c5b0669079053263f5185549
コメントの中には、越境リモートワークの魅力や課題について多様な意見が寄せられていました。
特に、円安を逆手に取る形で、若い世代が高収入を得られる可能性が注目されていました。
具体的には、1日8時間働いて月80万円を得るモデルが示され、社会保険や退職金の負担がないことから、実質的な年収は900万円程度になるとの見解がありました。
しかし、これにはリスクも伴うため、将来のキャリアビジョンを持つことが重要だと指摘されていました。
さらに、越境リモートワークの存在を知らなかったという声や、高齢者でもできる可能性があることに気づいたという意見もありました。
AIを利用した仕事の持続性については懐疑的な見方があり、特に通訳や翻訳業務は需要が続くかもしれないが、魅力があるかどうかは疑問視されていました。
また、日本人に依頼するメリットが薄れる中で、他国の安価な労働力との競争が厳しいとの意見もありました。
最後に、越境リモートワークのメリットとして、国際的な人との交流が挙げられ、円安と海外通貨の高騰を利用して新たな働き方が広がる可能性が語られていました。
ネットコメントを一部抜粋
1日8時間で4万円、時給制のため休みを取ると給料が減るのが懸念された。
世の中には知らない働き方がたくさんあると気づかされた。
生成AIを使った仕事は長続きしないのではないかという意見があった。
エンジニアは以前から越境リモートワークを利用していたとの指摘があった。
日本人に頼むメリットが薄れると、他国の労働者に取って代わられる可能性がある。