フジテレビ取締役会で日枝相談役の進退議論せず、忖度文化が浮き彫りに

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フジテレビの取締役会で日枝相談役の進退が議論されなかったことが報じられ、弁護士の牛島氏が企業の忖度文化を指摘。今後の取締役会の機能について懸念を示した。

要約するとフジテレビの取締役会が開催された30日、経営刷新に向けた体制づくりや第三者委員会の調査に関する議論が行われたが、重要な議題である日枝久相談役の進退については議論されなかった。

このことは、テレビ朝日系の「報道ステーション」で取り上げられ、特に弁護士の牛島信氏が指摘したように、フジ・メディア・ホールディングスとフジテレビの取締役に多くの重複が見られる現状が問題視されている。

牛島氏は、日枝氏が40年間も支配的な立場にあることから、社内に忖度の風土が生まれている可能性があると警鐘を鳴らした。

また、彼は取締役相談役が取締役会に出席することの重要性を強調し、活発な議論が行われない状況を懸念した。

今後、取締役会が機能しにくい状態が続くのかどうかは、社外取締役に検討してもらいたいと述べ、改善の必要性を訴えた。

このような状況は、フジテレビの経営における透明性やガバナンスの問題を浮き彫りにしており、企業統治における課題が一層明確になったと言える。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/672bca97c0fba4a36f9e8dcaf1696d385074bc9e

ネットのコメント

フジテレビの取締役会で日枝相談役の進退について議論が行われなかったことに対し、多くのコメントが寄せられました。

コメントの中では、日枝氏の87歳という高齢にもかかわらず、依然として実権を握っていることが「やり過ぎ」との意見がありました。

特に、長年にわたる権力の保持が企業の活力を奪っているとの指摘があり、世代交代の必要性が強調されていました。

また、忖度文化が根強く残っていることが、企業の自浄作用を妨げているとの懸念も示されました。

さらに、日枝氏が長年にわたって築いてきた権力構造が、他の役員や社員に影響を与え、意見を言えない雰囲気を作り出しているとの指摘もありました。

特に、取締役会において日枝氏の進退に言及できる勇気を持つ人がいなかったことが、企業のガバナンス機能の不全を象徴しているとされました。

この状況が続く限り、フジテレビの経営は危ういとの意見が多く見受けられました。

また、日枝氏の影響力が強いことから、外部からの改革が難しい現状も指摘され、企業の風土を変えるためには、株主主導での議論が必要との声も上がっていました。

さらに、日枝氏の存在がスポンサー離れを引き起こし、経営破綻の危機を招く可能性もあるとの懸念が広がっていました。

全体として、日枝氏の進退に関する議論が行われなかったことが、フジテレビの今後に大きな影響を与えるとの見解が多かったです。

ネットコメントを一部抜粋

  • どの職場でも、勤続年数の長い人が幅を利かせてるよね。

  • 調整とか根回しが大事というのはそういう事だよね。

  • 自分から潔く身を引くべき。

  • フジメディアHDのような認定放送持株会社は、特定の資本が経営を支配することを防ぐため、何人たりとも20%以上の株式を購入することはできません。

  • 日枝相談役に対して忖度文化がこれからも続くようでは、幾ら清水新社長が企業風土を変えるとか何とか言っても俄かに信用する事は出来ないよね。

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