イスラム原理主義組織ハマスがイスラエルとの停戦に基づき人質3人を解放。ガザとエジプトの検問所再開の可能性も。
要約すると2024年2月1日、イスラム原理主義組織ハマスは、パレスチナ自治区ガザにおけるイスラエルとの停戦合意に基づき、赤十字国際委員会（ICRC）を通じて人質3人を解放した。
この身柄交換は、1月19日に発効した停戦以来4回目となる。
解放されたのは35歳から65歳の男性3人で、うち2人はガザ南部のハンユニス、もう1人は北部のガザ市で解放された。
前回の身柄交換では多くのガザ住民が現場に押し寄せて混乱が生じたが、今回は覆面をした武装戦闘員によって整然とした引き渡しが行われた。
さらに、同日にはガザとエジプトの境界にあるラファ検問所が再開される可能性があり、これはガザの病人や負傷者が域外で治療を受けるための措置で、パレスチナ自治政府と欧州連合（EU）がその監視を行う。
停戦合意の第1段階では、ハマスが段階的にイスラエル人33人を解放することが定められており、これまでに13人が解放された。
イスラエル側は約400人のパレスチナ人を釈放しており、第2段階に関する協議が近く開始される予定だが、その内容については難航が予想される。
イスラエル軍のガザ撤収による停戦の恒久化を目指す中で、双方の意見の対立が懸念される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fd41ec939f713652882d02d2a7c030ecca9a9496