インドネシアのリゾート地で広がる快楽婚は、サウジアラビアからの観光客と現地女性の契約結婚で、法律違反ながらも重要な収入源となっている。
この慣行は主にサウジアラビアからの富裕な男性と、現地の若い女性や少女との間で行われ、契約結婚の形を取る。
米紙「ロサンゼルス・タイムズ」がこの問題を取り上げ、実際の事例を紹介した。
記事では、17歳の女性が50代のサウジアラビア人男性と結婚し、わずか5日間の生活を共にした後、男性が一方的に離婚を告げる様子が描かれている。
結婚式はイスラム法に基づいて行われ、女性は約850ドルの結納金を受け取るが、仲介業者の手数料で実際に手元に残るのはその半分程度であった。
女性は結婚中、家事をこなす一方で、ただ日々が終わるのを待つ生活を送った。
彼女は10年間で少なくとも15回の契約結婚を経験し、毎回偽名を使用していた。
この「快楽婚」は、インドネシアの一部地域にとって重要な収入源となっており、地域は「離婚者の村」と呼ばれることもある。
契約結婚は法律で禁止されているが、取り締まりはほとんど行われていない。
ムトア婚は宗教と国家の狭間で存在するグレーゾーンで、仲介業者や司式者が関与する広範なネットワークが形成されている。
中東からの観光客にとって、インドネシアは新たな「快楽婚」の目的地として注目を集めている。
記事は、後編でこのビジネスの背景や女性たちの人生に迫ることを予告している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/874bf66437847e7f44f1b40b74c58ac01184293b
インドネシアにおける快楽婚に関するコメントは、多様な視点からの意見が寄せられました。
まず、多くのコメントが契約結婚の現実を悲しむ声を上げ、特に女性がこのような状況に置かれていることに対する憤りがありました。
貧困が背景にあるため、女性が自立できる環境を整える必要性が強調され、教育や雇用の機会を提供することが求められていました。
また、インドネシアの文化や伝統に対する理解不足から、誤解を招くような報道があることも指摘されていました。
イスラム教の教えに基づく結婚観や、婚外交渉の禁止についても意見が分かれ、特に契約婚がこの教えに反する形で行われていることに疑問を呈する声がありました。
さらに、日本や他国における類似の現象や倫理観の違いも取り上げられ、快楽婚が単なる個人の選択ではなく、社会構造や経済状況に密接に関係しているとする意見が多く見受けられました。
総じて、快楽婚に対する関心は高く、問題の解決には地域全体の支援が必要だという認識が広がっていました。
ネットコメントを一部抜粋
今の時代にこの様な事が行われるているとは悲しい。
昔、インドネシア人の友人に聞いたのは、ボゴールには避暑リゾート客相手の若い売春婦がいるという話。
日本でも、単身赴任中に赴任先で彼女作ったり同棲しているサラリーマンが多かった。
この記事は不完全で、イスラムについて誤解を生む内容になっていた。
これがこの村の稼ぎとなっているのも、少女の精神的なことが心配だった。