社会人になったZ世代が趣味を楽しめない現状とその理由
特に、映画『花束みたいな恋をした』に登場するキャラクター「麦」のように、仕事に忙殺されることで、以前のようにアニメや漫画、音楽を楽しむことができなくなった若者たちのリアルな声が紹介されています。
例えば、ある20代男性は、通勤時間をソシャゲや寝ることに費やし、帰宅後も頭を空っぽにするためにYouTubeの野球関連動画を流すだけになっていると語ります。
かつては漫画やアニメを毎週楽しみにしていた彼ですが、今では再視聴が中心となり、気力が湧かないと嘆いています。
また、別の20代男性は、以前は音楽の新譜を追いかけ、ライブハウスに通っていたものの、就職後は在宅ワークと出社の忙しさから「プロスピ」というスマホゲームに没頭する日々が続いていると述べています。
友人との話題もゲームの進捗報告ばかりになり、趣味の時間が減少したことに対して「こんなはずじゃなかった」との思いを抱いています。
このように、Z世代の若者たちは、限られた時間とエネルギーの中で、かつてのようなサブカルチャーを楽しむことが難しくなっていることが浮き彫りになっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3263a7621f7a1b000681f8d7580d5ea0572fb987
社会人Z世代に関するコメントでは、趣味の時間が減少したことに対する共感が多く寄せられました。
多くの人が、学生時代は自由な時間があり、趣味に没頭できたものの、社会人になると仕事や生活に追われることでその余裕が失われたと感じているようです。
特に、仕事の忙しさからアニメやゲームなどの趣味にかける時間が取れなくなり、積みゲーや未視聴の作品が増えてしまったという声が目立ちました。
また、趣味に対する情熱も次第に薄れていき、昔の作品を懐かしむ程度になってしまったという意見もありました。
さらに、金銭的には余裕ができても、時間がないために趣味を楽しむことが難しくなっているという現実が指摘されていました。
時には、趣味を楽しむための時間を作る能力が、仕事のパフォーマンスにも影響を与えるとの意見もあり、趣味と仕事のバランスが重要であることが強調されていました。
総じて、世代を問わず多くの人が同じような経験をしていることが分かり、社会人としての生活が趣味に与える影響についての考察がなされていました。
ネットコメントを一部抜粋
趣味ついては気持ちに余裕ができるまではあきらめるものも出てくる。
社会人になってもゲームはやめなくても、学生時代のように専念できなかった。
社会人になりたての頃は、それらに時間を費やすより仕事が優先になるのは普通のこと。
時間がないわけじゃないが、若い時のような気力や熱量はなかなか出ない。
学生時代は好き勝手に遊べていたが、社会人になって自由に使える時間が減った。