オンキヨーが音楽振動を利用した「加振酒」の特許を取得。発酵過程における品質安定化を目指し、アニメとのコラボ商品も展開中。
この特許は、発酵過程における「もろみ」の状態に応じて最適な振動を与えることで、製品の品質を安定化させることを目的としています。
具体的には、醸造タンクに専用の加振器を設置し、さまざまなジャンルの音楽を酒に「聴かせる」ことで、酵母に与える影響を科学的に検証してきました。
2020年から始まったこの取り組みは、東京農業大学との産学連携による研究を通じて進められています。
また、オンキヨーはアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』とのコラボ商品も展開しており、昨年には楽曲加振熟成酒「おにころカップ酒」を発売しました。
この商品は、日本盛の「鬼ころし」をベースに、特定の楽曲を水中加振器でじっくり聴かせて熟成させた特別な日本酒です。
特許の取得により、発酵過程における振動の与え方をもろみの状態に応じて変化させることができ、製品の品質のばらつきを抑えることが期待されています。
現在のオンキヨーはアニメーション作品とのコラボレーションによるグッズの企画・プロデュースを主な業務としており、音響機器の製造は行っていないものの、法人向けには過去の音響技術を活かしたライセンスを提供しています。
このように、オンキヨーは伝統的な酒造りに新たな技術を取り入れることで、今後の製品展開に期待が寄せられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/750680794ab50e781618c5c3dc40cd0a526b6c1e
オンキヨーの「加振酒」特許取得とアニメコラボに関するコメントでは、音楽が酒の味や品質に与える影響についての関心が高まったことが伺えました。
特に、クラシック音楽が牛や豚などの家畜に良い影響を与えるという実例や、イチゴ栽培においてモーツァルトを聴かせることで糖度が向上するという話題が、多くの人々の興味を引きました。
さらに、音の振動や周波数がまだ知られていない効能を持つ可能性についても言及され、研究の進展が期待されるという意見もありました。
しかし一方で、「加振酒」の取り組みについては、流行に過ぎないとの意見や、付加価値を高めるための手段に過ぎないのではないかという批判的な声も聞かれました。
特に、酒蔵の仕込みや米の品質に対する疑問が提起され、音楽による味の差についての検証が不十分であるとの意見がありました。
また、オンキヨーがプラセボ効果に頼るようになったという懸念も示され、過去の経営問題を理解していないのではないかとの指摘もありました。
全体として、音楽と酒の関係に対する期待と疑問が入り混じったコメントが多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
お酒だけでなく、牛や豚などの家畜にもクラシック音楽を聴かせていたり、
流行りだね、何に意味もないと思うけど。
それに酒蔵によっては外音をよく通す所もあるだろうし、
オンキョーまでソニーみたいな、プラセボ信仰に なっちまったか‥
なんで一回潰れたかまるで理解してない