OpenAIがChatGPTに「Deep research」を導入し、複雑なウェブリサーチを自動化するサービスを開始。数分で包括的なレポートを作成可能。
この機能は、ユーザーが数時間かかるような多段階の調査を数分から数十分で実行し、膨大な情報を統合して包括的なレポートを作成することを可能にします。
Deep researchは、OpenAIの新しい「OpenAI o3」モデルを基に、ウェブブラウジングとデータ分析に最適化されています。
利用はProプランからスタートし、近いうちにPlusやTeamプランでも可能になる見込みです。
OpenAIは、この機能を汎用人工知能(AGI)への重要なステップと位置付け、特に金融、科学、政策、工学などの分野での徹底したリサーチが求められるプロフェッショナルにとって非常に有用であると強調しています。
また、自動車や家電などの製品購入を検討する消費者に対しても、慎重な事前調査を支援する役割を果たすとしています。
ユーザーは、ChatGPTのインターフェースを通じて「Deep research」を選択し、調査したい質問を入力することができます。
さらに、質問の背景情報を提供するためにファイルを添付することも可能です。
リサーチの所要時間は5分から30分で、調査が完了するとユーザーに通知され、レポートはチャット内で確認できます。
今後、レポートには画像なども加えられる予定です。
OpenAIは、GPT-4oがリアルタイムのマルチモーダルな会話に最適であるのに対し、Deep researchは特定の詳細な調査に特化していると説明しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/279578749056d54906c74808d05e166327f41a2a