クシムとカイカデジタルの提携解消と債権問題の決着

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クシムとカイカデジタルが資本業務提携を解消し、5億2900万円の債権問題はZEDホールディングス株式で決着。経営陣の不適切行為が影響。

要約するとブロックチェーン開発企業クシム(Kushim)は、2023年2月3日にカイカデジタル(CAICA DIGITAL)との資本業務提携を解消したことを発表しました。

この提携は2023年9月に締結され、Web3ビジネスの共創やカイカコインの活用、暗号資産取引所「Zaif」の運営ノウハウ提供を目的としていました。

しかし、提携解消の背景には、クシムの取締役である田原弘貴氏の情報漏洩および不適切行為が指摘されており、同氏は辞任勧告を受けたことが影響しています。

これにより、債権回収が困難になるリスクが生じ、提携関係を維持することが難しいと判断されました。

カイカデジタルの子会社であるカイカフィナンシャルホールディングス(カイカFHD)は、クシムに対して5億2900万円の貸付金の全額現金返済を求めていましたが、クシムは資金状況を理由に返済期限の延長を要請し、代物弁済として上場株式や暗号資産を提案しました。

しかし、カイカFHDは流動性リスクを理由にこれを拒否しました。

最終的に、クシムはZEDホールディングスの株式による代物弁済に応じ、カイカFHDはその株式をネクスグループに譲渡することで問題が解決されました。

ネクスグループは、IoT関連事業からWeb3領域への転換を目指しており、Zaifは約40万口座、1300億円規模の預かり資産を運営しています。

クシムはこの件が業績に与える影響を現在精査中であり、必要に応じて速やかに公表するとしています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8761378f1b59e9566dbed5c4331a2f333a28cdc9

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