防衛省は、北朝鮮が発射した新型ICBMが固体燃料式で、米東海岸を射程に収める能力を持つと分析。最高高度7000キロ、飛翔時間86分に達し、過去のICBMを上回る性能を示しています。
要約すると2023年10月31日、防衛省は北朝鮮が発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の弾道ミサイルについて、固体燃料式の新型ミサイルであるとの分析を発表しました。
このミサイルは、最高高度が7000キロメートルを超え、飛翔時間は約86分に達しています。
発射は高角度で行われたとされ、飛距離を抑えるためのロフテッド軌道での発射と考えられています。
これまでの北朝鮮のICBMの中で、最高高度と飛翔時間が最も長いものとなりました。
過去には、通常の角度で発射された場合に飛距離が15000キロメートル以上に達するICBM「火星17」や「火星18」が存在しますが、今回のミサイルはそれらの飛距離を上回る能力を持つと防衛省は説明しています。
黄川田仁志国防部会長は、この新型ミサイルが米国の東海岸を十分に射程に収める能力を持つと語りました。
北朝鮮のミサイル技術の進展は、地域の安全保障に対する懸念を一層高めており、国際社会の注目を集めています。
今後の動向に注視が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5e1aae5e8b6e454bced21987675f707bdd53eb03