呉服店の店主が着物の帯のデザイン由来を紹介し、日本文化の奥深さに驚く声が多数寄せられています。
三木さんは、京都の帯メーカー「紫紘」が制作した西陣織袋帯の写真を共有し、この帯の柄が「某ブランドの柄に似ている」と言われることがあると述べました。
しかし、実際にはこの柄は1200年前の琵琶の螺鈿細工がモチーフであり、むしろこの帯が本家であると説明しています。
彼はさらに、琵琶自体はペルシャで作られた可能性があることを指摘し、デザインが長い歴史の中で世界を巡っていることを強調しました。
この投稿には9.3万以上の「いいね」が寄せられ、ユーザーたちは「日本文化は奥深い」と感嘆の声を上げています。
また、三木さんは「有名ブランドのデザインみたい」というコメントを受け、帯のデザインの由来を説明したところ、多くの人々が興味を示したことがきっかけで、この情報を共有することにしたと語っています。
紫紘では、礼装向きの高級なものからカジュアルな帯まで多様なデザインを手掛けており、西陣織の技術を駆使して独自の質感を表現しています。
三木さんは、着物の文様の歴史を紐解くことで、シルクロードを経て日本に伝わった多くの文様があることや、日本の文様が逆に世界に影響を与えていることを示し、着物に対する興味を持つ人々が増えることを期待しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9fd4744fefb095525a8c9524b40c1e089b7d38ed
コメントでは、着物に対する愛情や個々の体験が豊かに表現されていました。
あるコメントでは、後期高齢者の方が高校生の頃から着物を愛用しており、特に九州の久留米絣や大島紬に触れながら、年齢と共に着物との関係が変化していったことが語られました。
リウマチの影響で帯を結ぶことが難しくなり、最終的には多くの着物や帯を他の人に譲る決断をしたとのことです。
このように、着物が持つ歴史やデザインの奥深さを通じて、個人の人生の一部となっていることが感じられました。
また、江戸時代の図集について言及し、昔のデザインが現代にも影響を与えていることを示唆するコメントもありました。
さらに、琵琶や他の楽器の文化的背景について触れたコメントもあり、日本文化が大陸からの影響を受けていることを再確認する意見がありました。
全体として、着物やその帯にまつわる歴史やデザインの深さを感じるとともに、個々の経験が豊かに共有されていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
今、後期高齢者の私は着物好きで高校生の時から街着の着物を着ていました。
江戸時代に発刊された文様などをまとめた図集が古本屋とかで手に入るけど、ほんと、いろんなデザインがあるからな。
奈良で毎年開催されている正倉院展観れば、日本文化が如何に大陸から文化の影響受けているかわかるよ。
ホント、正しい本当を知ろうともせず、今のことしか知らずバカなことを発信する輩は困りもん。
最初から画像を帯にしてほしい。