広瀬章人九段がJT杯準決勝で藤井聡太王将に勝利し、5年ぶりの決勝進出を決めました。決勝では渡辺明九段と対戦予定。広瀬は勝利の難しさを感じつつ、今後の挑戦にも意欲を示しています。
要約すると将棋の第45回JT杯準決勝が愛知県常滑市で開催され、広瀬章人九段が藤井聡太王将に137手で勝利を収め、5年ぶりの決勝進出を果たしました。
広瀬は2019年度の準優勝以来の決勝進出となり、決勝戦では前回敗れた渡辺明九段と対戦することが決まりました。
試合後、広瀬は「勝つのは大変」と感慨を述べ、藤井との対戦成績は4勝11敗となりました。
振り駒の結果、先手を取った広瀬は相掛かりの戦型で藤井と対局。
序盤から攻防が繰り広げられ、広瀬は金桂を犠牲にして藤井の飛車を確保し、大駒を手に入れたものの、藤井の猛攻に耐えながら勝利を目指しました。
対局前、広瀬は「決勝はできれば指したいが、きょうが難敵なので」と慎重な姿勢を示しつつ、藤井の地元での対局にプレッシャーを感じていることを明かしました。
また、ALSOK杯第74期王将戦の挑戦者決定リーグにも参戦中で、残りの局面でも挑戦の可能性を残しています。
広瀬は「藤井さんと当たることが貴重な機会」とし、JT杯初制覇への意気込みを語りました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d38738066258eb03d9298e755072b8be286cace8