山崎貴監督と鈴木儀雄氏が対談し、初代「ゴジラ」の製作秘話や当時のエピソードを語りました。70周年を迎えたゴジラの魅力を再確認するイベントです。
要約すると東京国際映画祭で行われた「ゴジラ」4Kデジタルリマスター版のジャパンプレミアにおいて、山崎貴監督と初代「ゴジラ」の造形助手である鈴木儀雄氏が対談を行いました。
このイベントは、1954年に初代「ゴジラ」が公開されたことを記念するもので、今年はゴジラ生誕70周年にあたります。
鈴木氏は当時19歳で、多摩美術大学の彫刻科に在籍中、初代「ゴジラ」の製作に参加した経緯を語りました。
彼は、円谷英二氏の親戚である円谷良夫氏が同級生だったことから、ゴジラ製作の話を聞き、アルバイトとして東宝撮影所を訪れたと述べています。
鈴木氏は、着ぐるみ製作の際に使用する材料の限られた状況を振り返り、初代ゴジラのスーツアクターである中島春雄さんが着ぐるみの重さに不満を持ち、鈴木氏を叱責したエピソードを明かしました。
彼は「体が大きくて力がある人を選んだんだけど、中島さんが怒るわけです。
偉い人には言えないわけですから代わりに(アルバイトの)俺を殴る」とユーモアを交えて語り、当時の撮影現場の雰囲気を伝えました。
山崎監督は、初代ゴジラとの初接触について、幼少期にテレビで見た際の恐怖感を振り返り、最新作「ゴジラ-1.0」に与えた影響についても言及しました。
イベントの締めくくりには、歴代ゴジラ製作者41人が壇上に並び、記念撮影を行いました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/80a904d80710c0c2dfe83fde2861dc0fa29cd5c1