EUは韓国と海洋安全保障協力を強化する合意を締結。これは日本との合意に続くもので、中国や北朝鮮への対策を強化する狙いがある。
要約すると欧州連合（EU）は4日、韓国との間で海洋安全保障協力を強化する合意文書「安全保障・防衛パートナーシップ」を締結したと発表しました。
この合意は、1日に日本と締結したばかりのものであり、EUが中国の海洋進出や北朝鮮の核・弾道ミサイル開発を念頭に置いて日韓との連携を深める方針を示しています。
EUは、特に北朝鮮がロシアによるウクライナ侵攻を支援しているとの認識から、危機感を強めています。
ボレル外交安全保障上級代表は、今月1日から4日の日程で日本と韓国を訪問し、東京で岩屋毅外相との初の日EU外相戦略対話を行った後、韓国では南北軍事境界線の非武装地帯（DMZ）を視察しました。
ソウルでの韓国の趙兌烈外相との戦略対話では、北朝鮮がロシアの侵略戦争を支援するために特殊部隊を派遣していることを強く非難する共同声明を発表しました。
この声明では、北朝鮮とロシアに対し、軍事協力を直ちに停止し、北朝鮮軍を撤退させるよう求めています。
これにより、EUと韓国は共に地域の安全保障を強化し、北朝鮮の脅威に立ち向かう姿勢を明確にしました。
また、今回の合意は、日韓との連携を通じて、EUがアジア太平洋地域における影響力を高める一環として位置づけられています。
このような動きは、国際社会における安全保障の枠組みを再構築する重要な一歩となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b535c748c1c38a501549e280808de14a1aa59617