Internet Week 2024でISOG-Jがセキュリティ組織構築に関するハンズオンセッションを開催。最新の教科書を基に実践的な知識を提供。
要約するとInternet Week 2024が11月19日から27日まで開催される中、特に注目されるプログラムの一つが「これからのセキュリティ組織はこう作る!~教科書をもとにやってみよう!~」です。
このセッションは、サイバーセキュリティの環境が日々変化する中で、企業や組織がどのようにセキュリティを推進していくべきかを考えることを目的としています。
日本セキュリティオペレーション事業者協議会(ISOG-J)が2016年から公開してきた「セキュリティ対応組織(SOC/CSIRT)の教科書」は、セキュリティ対応組織が実施すべき64のサービスを定義し、どこから手をつけるべきかの指針を提供しています。
特に、教科書は2021年にITU-T勧告X.1060に多くの内容を取り入れ、2022年には大規模改定を経て第3.0版が公開されました。
そして、最新の第3.2版も公開され、国際的な標準に基づきながら日本の現状に即した内容が加筆されています。
この教科書は、セキュリティへの取り組みをセルフアセスメントできるExcelシートも復活させており、実践的なツールとしても利用可能です。
セッションの講師には、NTTデータ先端技術の河島君知氏、ISOG-Jの武井滋紀氏、ネットワンシステムズの角田玄司氏が登壇予定です。
参加者は、セキュリティ組織の構築に関する具体的な考え方を学び、実際に自組織におけるセキュリティの取り組みを見直す良い機会となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9bc2629acff4571e1746c7093b5629f5a23ac77d