米大統領選に向けて、共和党は「ゾウ」、民主党は「ロバ」と呼ばれるシンボルを持つが、民主党は公式には「D」を使用。両党の歴史とシンボルの背景が注目されている。
要約すると米大統領選が迫る中、共和党と民主党のシンボルマークについての議論が再燃している。
共和党は象徴として「ゾウ」を使用し、公式サイトでも積極的にそのマークを用いている。
一方、民主党は「ロバ」と呼ばれるシンボルがあるにもかかわらず、公式には「D」の頭文字を使っている。
民主党のシンボル「ロバ」が定着した背景には、1828年の大統領選でアンドリュー・ジャクソンが対立候補から「ジャッカス」と揶揄された際、それを逆手にとって自らのキャンペーンに利用したことがある。
また、共和党の「ゾウ」は、エイブラハム・リンカーンが南北戦争時に党の強さを示すために新聞に掲載したことが起源とされている。
米大統領選では、共和党候補のトランプ前大統領と民主党候補のハリス副大統領が激突する。
トランプ氏は、過去に大統領候補に3回連続で指名されており、民主党のハリス氏が当選すれば、女性初かつインド系初の大統領となる。
両党ともに19世紀から活動を続けており、1852年以降の大統領は全て共和党員か民主党員である。
米国の政治シーンにおいて、両党のシンボルはその歴史と伝統を象徴しており、選挙戦における重要な要素となっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2671922afdb08e916c2c4ea518aaef456393709b