楽天が自動配送ロボットを活用した「楽天無人配送」を東京都中央区で開始。5300品以上の商品の配達が可能で、最短30分で指定場所に届けます。
このサービスは、小売店や飲食店が販売する商品を指定された場所に自動で届けるもので、楽天が都内で自動配送ロボットによる配送サービスを提供するのは初めての試みです。
消費者はスマートフォン向けの専用サイトを通じて商品を注文でき、現在は「スターバックス コーヒー 晴海 トリトンスクエア店」、「スーパーマーケット文化堂 月島店」、「吉野家 晴海 トリトンスクエア店」の3店舗から5300品以上の商品を選ぶことができます。
商品の種類には、温かい料理や冷たい飲み物、生鮮・冷凍食品、日用品が含まれています。
利用可能時間は年末年始を除き、毎日夜間や雨天時も対応しており、注文から最短30分で配送が可能です。
配達時間は10時から21時の間で15分ごとに指定でき、配送中のロボットの現在地や到着予定時刻も専用サイトで確認できます。
ロボットが到着すると、自動音声電話やSMSで通知があり、消費者は暗証番号を入力して商品を受け取ります。
配送場所は周辺のマンションやオフィス、公園など62か所に設定されており、配送料は100円(税込)です。
決済方法としては、クレジットカード、楽天ポイント、楽天キャッシュが利用可能です。
自動配送ロボットはCartken Inc.が開発し、三菱電機のグループ会社であるメルコモビリティーソリューションズが調整を行っています。
これらのロボットは、高度なAIモデルやアルゴリズムを活用し、自動走行機能や衝突回避機能を備えています。
また、一般社団法人ロボットデリバリー協会の安全基準に基づく審査にも合格しています。
最高速度は時速5.4kmで、遠隔監視や操作が可能です。
今回の取り組みは、経済産業省の補助を受けて実施されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c3d6183ac0fbcb918c90e938d8016ff53cd95d8d