習近平氏がトランプ氏に祝賀メッセージを送信。「協力すれば両国に利益、戦えば双方が傷つく」と強調。歴代の中国首脳は選挙後に祝電を送るのが通例。
習主席は、両国間の相互尊重の重要性を強調し、「協力すればどちらも得をして、戦えばどちらも傷つく」と述べた。
この表現は、2019年に米中修交40周年を記念して使われたものであり、両国の関係を象徴する言葉として定着している。
習主席は、7日にトランプ氏に祝電を送り、「歴史は中米が『和すれば両方に利あり、戦えばともに傷つく』ことを示している」と強調した。
さらに、「安定的かつ持続可能な中米関係は、両国の共同利益と国際社会の期待に合致する」と述べ、相互尊重、平和共存、協力互恵の原則に基づいた関係の強化を希望した。
これは、米国と中国が互いの核心利益には触れずに協力し合うことを意味している。
トランプ氏は、在任中に中国との貿易戦争を展開し、今回の選挙運動でも「中国製品に60%の関税をかける」と予告している。
歴代の中国首脳は、米大統領選挙の結果が確定した後に祝電を送るのが通例であり、習主席もその流れに沿って祝電を送った。
過去の例では、2000年の大統領選挙でブッシュ氏とゴア氏が当選確定を巡って長引いた訴訟を行ったため、江沢民氏は当選が確定してから2日後に祝電を送った。
習主席は、2020年の選挙ではトランプ氏が敗北を認めない状況を見守り、祝電を送るのが遅れた経緯がある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/da7056c75d36f2cc55d87b379c99f4a24130853d
習近平氏がトランプ氏に祝賀メッセージを送信したことに対するネットのコメントは、主に米中関係の複雑さや戦争のリスクに焦点が当てられていました。
多くのコメントでは、中国が経済的に成長することで軍事力も増強される懸念が示されており、特にアメリカがその影響を受ける可能性について言及されていました。
また、習氏の立場に対する批判もあり、国民から選ばれていない指導者が選挙で選ばれたトランプ氏と同じ立場で意見を述べることに対する違和感が表明されていました。
さらに、戦争が起こると両国が傷つくことや、人命を尊重するべきだという意見も見られました。
コメントの中には、米中の全面戦争が起これば地球が住めなくなるという悲観的な見解や、戦争を引き起こすこと自体が中国の軍事力の実態を明らかにすることになるという意見もありました。
全体として、平和を望む声が多く、両国の関係がこれ以上悪化しないことを願う意見が多く寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
トランプとしては中国にお金を稼がせずにやるのが1番だと考えていた。
国民から選ばれてない軍閥の息子の習が厚かましいにもぼどがある。
戦えばどちらも傷つく、人の命をなんだと思っているのか。
米中の全面戦争に成れば核兵器を使用するので地球上は死の灰になる。
中国が戦ったら、国、共産党なくなるよ。
ほんとハリボテだね。