トランプ氏の当選が韓国株式市場に影響、2次電池関連株は下落し、造船・防衛株は上昇するなど明暗が分かれた。
要約すると最近の韓国株式市場は、米国の2024年大統領選挙でドナルド・トランプ共和党候補の当選が有力視される中、明暗が分かれた動きを見せています。
特に、2次電池や再生可能エネルギー関連株が大幅に値下がりする一方で、造船や防衛産業の株は急騰しました。
トランプ氏の当選が確実視されると、韓国の投資家たちは未来の見通しを反映させ、期待と悲観の間で株を売買しました。
2次電池関連のポスコフューチャーMやエコプロBMは連続して下落し、特にタイガー2次電池ETFは2日間で10.1%も落ち込みました。
これは、トランプ政権下での輸出関税引き上げやEV税額控除の縮小が懸念されているためです。
これに対し、造船会社の株は大幅に上昇し、ハンファオーシャンやHD現代重工業はそれぞれ21.76%と15.13%の上昇を記録しました。
トランプ氏は「孤立主義」の立場から、韓国との防衛協力を強調しており、これが市場にプラスに働いていると見られます。
また、米国の株式市場では期待感から銀行株が急騰し、ダウ指数などが過去最高の上げ幅を記録しましたが、韓国市場では2次電池関連株の影響でKOSPIが下落傾向にありました。
このように、トランプ氏の当選が韓国の株式市場に与える影響は、業種間で明確に異なっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3da6f2a5fe0bd0f7fc1c9f9650e2ee9a0d677057