地下アイドルにハマり、借金を重ねるオタクの悲劇が浮き彫りに。闇バイトに手を染めた例もあり、推し活の影響が深刻化。健全な楽しみ方が求められる。
特に注目を集めているのは、東京都葛飾区で発生した強盗事件に関連する本橋日尚太容疑者(23歳)のケースです。
彼はSNSで「即日バイト」を検索し、金銭的な理由から闇バイトに手を染めました。
警視庁の取り調べに対して、彼は金が欲しかったと供述していますが、その背景にはアイドルグループ「iLiFE!」への熱狂的な推し活があったとされています。
実際に、犯行直前には「金作るかあ。
」という投稿があり、アイドルのために金銭を工面しようとしていたことが明らかになっています。
さらに、逮捕後には「しばらく他界します」といった投稿もあり、後悔の念が伺えます。
このようなケースは極端な例かもしれませんが、推し活のために借金を重ねるオタクは少なくありません。
オタク文化に詳しい弁護士の簑島弘明氏は、アイドルオタクがグレーな仕事や転売を通じて高額な費用を稼ぐことは以前から見られる現象だと指摘しています。
彼は、借金が原因で自己破産するオタクのケースも多く見受けられると語り、推し活のために犯罪に手を染める事例が今後も増える可能性があると警鐘を鳴らしています。
推し活を楽しむこと自体は問題ありませんが、そのために無理な借金を重ねたり、危険な行動を取ることは避けるべきです。
オタク文化が成熟する中で、ファンたちが健全に楽しめる環境を整える必要があると言えるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a5b18adb01f6eaa0d5ee9e822fde06858a01fa84
コメントには、地下アイドルにハマることで借金を抱えたオタクたちの現状についての様々な意見が寄せられていました。
多くの人が、簡単に借金をしてしまう現代の状況や、返済の厳しさを指摘しました。
特に、クレジットカードやキャッシングの手軽さが、無計画な借金を助長していると感じている人が多かったです。
また、推し活を通じて自己実現を求める一方で、経済的な負担を軽視してしまうことに対する警鐘も鳴らされていました。
趣味やライフワークにおいて充実感を求めることが、借金という結果に繋がってしまうことがあると、多くの人が共感していました。
さらに、借金をすることは自由であるが、精神的な自由を失うことや、冷静な判断ができなくなることに対する懸念も挙げられていました。
結局、推し活を楽しむためには、自分の収入や生活に見合った範囲で行うことが大切であり、自己責任を持つことが求められるという意見が多く見受けられました。
全体として、推し活の楽しみとそれに伴うリスクを冷静に見つめ直す必要があるというメッセージが強く伝わってきました。
ネットコメントを一部抜粋
借りたら返すのは当たり前だけど、返せないであろう人にも貸付けている。
同人誌描いてるけど、描くことより「売上げとか認められる」ことに喜びを感じるようになってしまったことがある。
仕事でも趣味でもライフワークでも、充実していないと推し活にハマるんだろう。
趣味の世界はのめり込むと際限がない。
推し活にはまってしまうと海外遠征までついて周り、借金地獄にはまってしまう。