サイボウズは「Cybozu Days 2024」で生成AIの導入を加速し、kintoneの新機能やAIアシスタントを発表。業務改善や情報共有の効率化を目指す。
要約すると2024年11月7日、サイボウズは年次イベント「Cybozu Days 2024」を幕張メッセで開催し、生成AIへの対応を一気に進める方針を示しました。
基調講演では、代表取締役社長の青野慶久氏が、同社の最新プロダクトや施策、ユーザー事例を紹介し、kintoneの導入社数が3万7000社を超えたことや、サイボウズOffice、Garoonの堅調な推移についても言及しました。
特に、働きやすさ・働きがいを両立した企業としての評価が高まっていることや、顧客満足度調査での1位獲得が強調されました。
イベントのテーマ「東京ノーコードランド」では、サイボウズのプロダクトを体験できるブースが多く設けられ、参加者はノーコードでのアプリ作成を楽しむことができました。
また、kintoneの最新機能として、業務改善を支援するための柔軟な設定変更や、AIを活用したデータの活用方法が紹介されました。
特に注目されたのは「kintone AIアシスタント」で、ユーザーが質問を投げかけると、AIが必要な情報を抽出し、わかりやすい回答を生成する仕組みです。
この機能により、業務の効率化が期待され、特に新たに異動してきた社員の情報キャッチアップに役立つとされています。
さらに、kintoneとグループウェアの融合を進め、業務の情報共有を一元化する取り組みも発表されました。
サイボウズは、今後もAI活用を進め、現場主体の業務改善を推進する姿勢を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/48811e888b6380acb298ff009df9a25e286f4d15