ドゥテルテ前大統領が麻薬戦争での殺害を認め、ICCに挑発的な発言。フィリピン政府は協力姿勢を示し、逮捕の可能性が浮上。
この発言は、フィリピン国内外で大きな波紋を呼んでいます。
ドゥテルテ氏が主導したこの超法規的な取り締まりでは、6000人以上の人々が命を落としたとされ、国際刑事裁判所(ICC)が人道に対する罪として捜査を進めています。
ドゥテルテ氏は、13日の議会公聴会で「大統領に就任する前に6、7人の容疑者を殺害した」と述べ、ICCに対して「捜査を始めても構わない」と挑発的な発言をしました。
この発言は、彼が国際法に対して無関心であるか、あるいは挑戦的な姿勢を示していることを意味しています。
公聴会後、フィリピン政府はドゥテルテ氏が国際手配された場合には応じる必要があるとの立場を示し、ICCに協力する姿勢を初めて示しました。
これにより、ドゥテルテ前大統領が逮捕される可能性が現実味を帯びてきており、今後の捜査の行方が注目されています。
この事件は、フィリピンの法制度や国際的な人権問題についての議論を再燃させる要因となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/61dfc07011f390a11d038cc199d2d97f9aa8a27b
ドゥテルテ前大統領が麻薬戦争における殺害を認めたことについてのコメントは、彼の政策に対する賛否が交錯していました。
多くのコメントでは、彼の強硬な手法が一定の効果を持ち、治安の改善に寄与したとの意見が見られました。
例えば、人権が絡む難しい問題ではあるものの、現状の麻薬問題に対しては緩やかな対策では効果が薄いとの意見がありました。
また、彼の政策が汚職を減少させ、国民から支持を得たことを挙げるコメントもありました。
一方で、彼の手法が暴力的であり、人権を無視しているとの批判も存在しました。
特に、警察や一般市民による無関係な人々の銃殺事件が報道されており、そのことに対する懸念が表明されていました。
このように、ドゥテルテ氏の政策は評価される一方で、倫理的な問題も指摘され、人々の意見は分かれていました。
ネットコメントを一部抜粋
人権が絡むと難しい問題になるけど、こういう案件に対しての良策ではあったと思う。
あれだけの強権を振るっておきながら、任期であっさり退くとは思わなかった。
メキシコもそうだが、麻薬組織は一般人をも恐怖で従わせて共犯関係を築いていく。
ドゥテルテ氏を支持します!
一理はあるのだろうが、人権無視の恐ろしい大統領。