日産自動車がアクティビストファンドに株式を取得され、業績低迷の中での動向が注目されています。エフィッシモの狙いは、日産の完全子会社化やホンダとの提携強化に関わるものとされています。
エフィッシモは旧村上ファンドの出身者が設立した投資ファンドで、過去には東芝の株式非公開化を推進した実績がある。
日産は最近、業績の低迷を受けて9000人の人員削減と生産能力の20%縮小を発表したばかりで、株価も低迷している。
特に、日産の株価純資産倍率(PBR)は0.2倍と、東京証券取引所プライム上場企業の中で一時最下位に位置していた。
英「フィナンシャル・タイムズ」紙は、日産の時価総額が100億ドル(約1兆5000億円)を下回ったことでアクティビストの標的になるのは時間の問題だと指摘している。
エフィッシモの狙いは二つあり、一つは日産がフランスのルノーとの提携を薄めつつ、ホンダとの深い協力関係を模索していることに関連している。
日産が危機的状況に陥ることで、ホンダが日産への出資を検討する可能性があるとの憶測が広がっている。
もう一つは、エフィッシモが日産車体の約30%の株式を保有していることから、日産が50%の株式を持つ日産車体を完全子会社化するよう圧力をかける意図があると見られている。
日産が日産車体を完全子会社化するための資金調達が問題視されており、今後の動向が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8d324edaa42f00dc5c5315ccc7047940941bfab2
日産自動車がアクティビストの標的になった背景には、長期的な業績低迷が影響していると多くのコメントが述べていました。
特に、日産の時価総額が大きく下落し、株価が安くなったことがアクティビストにとっての好機となったとされています。
コメントの中には、アクティビストが経営に口を出してくることが、日産の変革を促す可能性があるとの意見もありました。
これに対して、過去の経営陣の判断ミスや、業績を良く見せようとした結果の開発費削減が、逆にジリ貧に陥らせたとの指摘もありました。
また、経営陣の責任を問う声が多く、総辞職を求める意見も散見されました。
さらに、日産の将来については、EV市場へのシフトや、デザイン戦略の見直しが必要との意見がありましたが、現経営陣では難しいとの見解が強調されていました。
全体として、日産の再建には外部からの支援や、経営陣の刷新が不可欠であるとの声が多く、今後の動向に注目が集まっていました。
ネットコメントを一部抜粋
日産の時価総額1兆6千億円を切ってます。
これくらいの衝撃がないと日産は何も変わらないでしょう。
過去からのここの経営者で車をすきな人の話を聞いた事ない。
聞いた話では、安くならないのかと、早くならないのか、しか言わないそうだ。
今の経営陣は「技術のニッサン」を「技術の無いニッサン」に劣化させた。