藤井竜王と佐々木八段の対局で、佐々木八段が新戦法で完勝。藤井は手順を軽視し、悔しさを見せた。次回は和歌山での第5局。
藤井聡太竜王と佐々木勇気八段の対戦は、第37期竜王戦7番勝負の第4局で、16日に大阪府茨木市の「おにクル」で行われた。
対局は2日制で、先手の佐々木八段が積極的に攻め込む姿勢を見せ、最終的に完勝を収めた。
これにより、両者の対戦成績は2勝2敗となり、次回の第5局は27、28日に和歌山市の「和歌山城ホール」で行われる予定である。
藤井竜王は試合後、「いいところなし」と振り返り、佐々木八段の指し回しを高く評価した。
特に、角換わり早繰り銀から腰掛け銀という新たな戦法は、70年の棋士人生で初めて目にしたものであり、期待以上の戦略だったと述べた。
藤井竜王は「先手4六角と攻めてこられる手順を軽視してしまった」とコメントし、佐々木八段の攻撃に対して全くチャンスがなかったと悔しさを滲ませた。
佐々木八段は現在、名人挑戦権を争うA級順位戦で4勝1敗の好成績を収めており、他の棋戦でもその成績が反映されると予想される。
両者ともに先手で勝利を収めたため、シリーズは再度の3番勝負へと進展し、最終的な第7局までの展開が期待される。
将棋界の注目度が高まる中、年内のタイトル戦はこれだけとなり、ファンからの関心がますます集まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/307244dbd290c73bbdda1cce632297b033b29713
今回の対局では、藤井竜王が佐々木八段の新戦法に苦しみ、精彩を欠いた内容となりました。
多くのコメントでは、佐々木八段の戦術が見事であり、藤井竜王がその戦法に戸惑った様子が伝えられました。
特に、佐々木八段の早繰り銀から腰掛け銀に組み替えた指し回しが強烈で、藤井竜王は持ち時間を消費しすぎてしまい、結果的に一方的な展開に繋がったとの意見が多く見られました。
さらに、藤井竜王の読み違いや、持ち時間の使い方の重要性についても指摘され、次回以降の対局に向けた期待が高まりました。
コメントの中には、藤井竜王が冷静さを欠いていたのではないかとの見解もあり、今後の立て直しに期待する声が多くありました。
また、佐々木八段の自信に満ちた指し回しが好評で、彼の研究が見事に実を結んだという意見もありました。
全体として、今回の対局は高レベルな戦いであり、今後の展開に対する興味が一層深まった印象を受けました。
ネットコメントを一部抜粋
藤井竜王も初見だったのでしょう。
今回はご自身の研究が炸裂しましたね。
持ち時間の使い方も重要。
佐々木八段の作戦勝ちといえる完勝でした。
佐々木さんは戦略を考えていたのでしょうね。