バイデン大統領は習主席に北朝鮮の対ロシア追加派兵を防ぐよう促し、両国の影響力行使を求めました。習主席は韓半島での衝突を容認しない意向を示しました。
この発言は、ペルーのリマで行われた米中首脳会談の結果を説明する中で、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が明らかにしたものです。
この会談は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に合わせて行われ、事実上、バイデン大統領と習主席の最後の首脳会談となりました。
サリバン補佐官によると、バイデン大統領は中国が北朝鮮とロシアに対する影響力と能力を持っていることを認識しており、それを利用して対立を激化させず、北朝鮮の追加派兵による衝突拡大を防ぐべきだと強調しました。
また、バイデン大統領は北朝鮮の派兵が朝ロ軍事協力を深め、「はなはだ危険な展開」を引き起こす可能性があると警告しました。
この警告は、北朝鮮が南に対して挑発行為を行ったり、ミサイルを発射したり、さらには7回目の核実験を行う可能性を高めることを懸念するものでした。
一方、習主席は会談中に、韓半島での衝突や混乱の発生を容認しない意向を示しました。
これにより、米中両国は北朝鮮の動向に対する共通の懸念を持っていることが浮き彫りとなりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/45708f1cf815426f94a2d4b480061e877aef6f93
バイデン大統領が習主席に北朝鮮問題での影響力行使を要請したことに対して、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中では、アメリカの外交政策に対する疑問や批判が多く見受けられました。
特に、アメリカが他国に平和の仲介を求める一方で、自国の行動が矛盾しているという意見が目立ちました。
例えば、アメリカがイスラエルに対して軍事支援を行っていることが、北朝鮮のミサイル問題への懸念と相反するという指摘がありました。
さらに、中国に対して北朝鮮を制御するよう求めることが現実的ではないとの意見も多く、中国自身が北朝鮮に対して影響力を持っていないのではないかという懸念も示されていました。
また、バイデン大統領の高齢や判断力について疑問を呈する声もあり、次の選挙におけるトランプ氏への期待を示すコメントもありました。
全体として、アメリカの外交政策に対する skepticism(懐疑的な見方)が強く表れていたのが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
今更何を言っているのか?言ったところで何か成果があるのか?
バイデンが中国に中露朝関係を破壊する決定を求めているなんて、本気なのでしょうか?
自分たちの手が血まみれのまま、他人に平和の仲介を頼むとか。
形式的な要求でしょうが、中国への牽制にはなるというものでしょう。
北朝鮮は中国なんて眼中にないでしょう?言っても無駄ですよ。