イスラエルの空爆でヒズボラのアフィフ報道官が死亡。攻撃は事前避難命令なしで実施され、緊張が高まる中、イスラエルとヒズボラの衝突が続いている。
要約するとレバノンの武装勢力ヒズボラのアフィフ首席報道官が、イスラエル軍の空爆によって17日に死亡したと報じられた。
AP通信によると、ヒズボラ関係者はベイルートの空襲で報道官が命を落としたと確認した。
イスラエル軍は、ヒズボラの主要拠点であるベイルート南部郊外ではなく、中心部のラスアルナバを攻撃し、異例にも事前に避難命令を出さなかった。
イスラエル軍はこの空襲についての詳細を発表していない。
これまでにも、イスラエル軍はベイルート南部のダヒエを攻撃し、その際にアフィフ報道官が行う予定だった記者会見が中止される事態が発生していた。
アフィフ報道官は、過去にヒズボラのテレビ局アルマナールを管理しており、ヒズボラの指導者ナスララの側近でもあった。
彼は、11日の記者会見でイスラエル軍がレバノン領土を占領できず、ヒズボラが長期戦を行うための十分な兵器と装備を持っていると主張していた。
イスラエルとヒズボラの間の緊張は、昨年10月のガザ地区戦争勃発以降続いており、ヒズボラはパレスチナ武装政派ハマスを支援する名目でイスラエルを攻撃している。
最近の衝突は、9月のヒズボラの無線呼び出し機の爆発事件とナスララ師の死亡を経て激化しており、イスラエルは先月1日にレバノン南部で地上戦に突入し、攻勢を強めている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1473573bcccfa4f72044dc6c0b115d3549937821