2024年F1サンパウロGPは悪天候の中で開催され、安全性が確保される一方、サーキット周辺の治安問題が依然として深刻。強盗未遂事件が発生し、ドライバーたちは警戒を強めている。
ドライバーに怪我人が出なかったのは、現代F1の高い安全性を証明している。
しかし、サーキット周辺の治安問題が依然として懸念されている。
サンパウロは人口約3500万人を抱える都市で、長年にわたりF1関係者の間で治安が悪評を受けている。
犯罪率は減少傾向にあるものの、ブラジルGPは訪れる人々にとって非常に危険な場所とされている。
特にインテルラゴス周辺はサンパウロの中でも貧困層が多く、強盗や窃盗が頻発しているため、グランプリの週末には地元犯罪者の標的になりやすい。
今年もウイリアムズのメカニックがホテル到着時に銃を突き付けられる強盗未遂事件が発生した。
市警察は観客の安全を守るために多くの警官を配置するが、過去には信号待ちの際に襲撃を受けた事例もある。
ドライバーたちは信号で停止することの危険を認識し、タイミングを計って走行することが求められている。
2010年には、ジェンソン・バトンが信号待ち中に襲撃されそうになったが、特別な訓練を受けた運転手によって逃げ切ることができた。
サンパウロGPに参加するドライバーやチームは、ボディガードや防弾車を使用するなど、治安対策に万全を期している。
ケビン・マグヌッセンは、ハースが自分に付き添うボディガードを雇い、防弾車を使用していることを明かした。
これにより、彼はサンパウロでの犯罪被害を免れている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1928cceb6de2d3ef39dc424d602cc456840d707b
サンパウロGPに関するネットのコメントでは、ブラジルの治安問題が多く取り上げられ、特にF1関係者や観客の安全が懸念されていました。
ブラジル自体の治安が良くないことは広く知られており、過去に多くのF1ドライバーがこの国で活躍してきたことから、リバティ・メディアも簡単にはサンパウロGPをカレンダーから外さないだろうという意見がありました。
また、メカニックの安全も大きな関心事で、今後の安全対策が求められました。
治安の悪さを経験したことがある人々からは、海外での危険を軽視しないようにとの警告がありましたが、日本でも最近治安が悪化しているとの意見が見られました。
日本のファンが持つ文化やマナーの良さが称賛され、逆にブラジルでもそのような心が広がってほしいとの希望が表現されていました。
全体として、サンパウロGPを楽しむ一方で、治安や安全への不安が根強く残っていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
ブラジルという国自体治安は良くないしね。
銃を突き付けられた経験がある人間って少ないと思う。
日本ではありえないことだ。
日本も最近強盗とかかなり治安が悪くなってるけど。
何故、そんな危険な国に行ってGPをするのだろう。