尹大統領はAPEC首脳会議で韓米日首脳会談を開催し、トランプ政権に備えた協力の強化を確認。韓日関係の正常化にも注力し、事務局設置を公式化しました。
要約すると韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は、ペルーのリマで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)において、韓中首脳会談に続き、韓米日首脳会議や韓米、韓日首脳会談を相次いで実施しました。
この一連の会談は、トランプ政権の発足に備えた新たな対米外交の必要性から行われました。
尹大統領は特に韓日関係の正常化と、昨年のキャンプ・デービッド宣言を基にした韓米日三角協力の持続に焦点を当てました。
15日には、米国のバイデン大統領、日本の石破茂首相と会談し、約40分間にわたり、韓米日3カ国の協力関係の強化について意見を交わしました。
この会談の結果として、韓国政府が提案した「韓米日事務局」の設置が公式に決定されました。
バイデン大統領は、韓米日3カ国の協力が政権交代後も持続的に構築されることを期待すると述べました。
会談後、尹大統領とバイデン大統領は別途の韓米首脳会談を行い、韓米同盟の強化や韓日米の協力について評価し、バイデン大統領の退任前の最後の首脳会談として特別な意義を持ちました。
16日には石破首相との首脳会談を行い、トランプ政権発足後の両国協力について話し合いました。
両首脳は、米国の新行政府でも韓米日の協力を引き続き発展させるために協力する意向を示し、韓日間の緊密な協力が重要であることを強調しました。
尹大統領は17日、2日間のAPEC首脳会議を終え、次の主要20カ国(G20)首脳会議が開かれるブラジル・リオデジャネイロに移動しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dc1a577b03de93a211d1a9236dfc2899f8ca1974