トランプ次期大統領がFCC新委員長にBrendan Carrを指名。ビッグテック批判が強まる中、ネット中立性やTikTok禁止に関する方針が注目される。
要約すると米国のDonald Trump次期大統領は、米連邦通信委員会（FCC）の新委員長に共和党のBrendan Carr委員を指名することを発表しました。
Carr氏は2012年からFCCに在籍し、ビッグテック企業に対する厳しい批判を展開してきました。
彼の任命により、FCCの方針が大きく変わる可能性があり、特にネット中立性や動画サービス「TikTok」の禁止、MetaやXなどのソーシャルメディアに対する政府の規制に関する議論が注目されています。
Carr氏の前任者であるJessica Rosenworcel委員長は、2023年にネット中立性規則の復活を提案しており、この規則はインターネットサービスプロバイダーに対してデータトラフィックを平等に扱うことを義務付けていました。
Carr氏は自身の委員長就任に際し、「光栄に思う」と述べ、仕事に取り掛かる意欲を示しました。
彼はまた、FacebookやGoogle、Apple、Microsoftを「検閲カルテル」と呼び、これらの企業と戦うことを約束しています。
Carr氏はTeslaの創業者であるElon Musk氏の支持者であり、中国企業が所有するTikTokの米国における全面禁止を支持していますが、Trump氏は以前にこのサービスの禁止に反対する姿勢を示していました。
この記事は、海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ed973db74620ba634528cbf42d3733b834a425d0