トヨタが新会社設立でモータースポーツ事業を強化

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トヨタがモータースポーツ事業を分社化し、新会社「トヨタ ガズーレーシング ディベロップメント」を設立。事業の明確化を図り、より良い車づくりを目指す。

要約するとトヨタ カスタマイジング&ディベロップメント(TCD)は、2024年12月25日にモータースポーツ事業を新設会社「株式会社トヨタ ガズーレーシング ディベロップメント」に承継することを発表しました。

この新設会社は神奈川県足柄上郡中井町に拠点を置き、TCDのTRD事業部の部長である寺尾健二氏が代表取締役社長に就任します。

新会社の従業員数は235名を予定し、株主構成はトヨタ自動車が90.5%、豊田通商が9.5%となっています。

トヨタ ガズーレーシング ディベロップメントは、TCDがこれまでに培ったレーシングカーの開発やレースイベントの企画・運営のノウハウを活かし、トヨタと共に「もっといいクルマづくり」を進めることを目指します。

会社の分割と新設の背景には、2018年に設立されたTCDが、「MODELLISTA」ブランドでの用品事業や特装事業、TRDでのモータースポーツ事業を通じて、トヨタグループの中核会社として機能してきた経緯があります。

今後は、用品・特装事業をTCDに、モータースポーツ事業を新設会社に集約することで、両社の事業軸を明確にし、トヨタ全体のバリューチェーンビジネスとモータースポーツビジネスの連携を強化します。

これにより、人材育成や商品・技術開発を進め、トヨタの価値創造力と競争力の向上を図る計画です。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b3696c9ddc6d6de4ba0b5eafc8e52eea870ccbba

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