長崎県でSNS型投資詐欺が急増し、72歳男性が3カ月で1150万円をだまし取られる事件が発生。県警は対策チームを結成し、警戒を呼びかけています。
72歳の男性、オガワさん(仮名)は、SNSで知り合った人物から「儲かる」と投資を勧められ、わずか3カ月で1150万円をだまし取られました。
オガワさんは、LINEで「日向裕子」と名乗る人物からの投資話に引き寄せられ、投資用の口座開設を指示され、免許証の写真を送信。
その後、100万円から200万円を8回にわたって指定された口座に振り込んでしまいました。
彼は「少しでもお金儲けになるかなと単純な気持ちだった」と語り、最終的に450万円の税金を支払うよう求められた際に、初めて詐欺に気がついたと述べています。
長崎県内では2024年1月から10月の間に138件のSNS型投資詐欺が発生し、被害総額は約8億5000万円に達しています。
この被害額は、同時期に発生したニセ電話詐欺の被害額の約6倍という深刻な状況です。
長崎県警はこの事態を重く見て、2024年11月に「トクリュウ」と呼ばれる匿名・流動型犯罪グループの捜査特別チームを設立しました。
県警は、SNSでの「儲かる」話には最大の警戒心を持つよう呼びかけており、被害者は警察に相談することが重要と強調しています。
オガワさんは、「他の人も十分に気をつけてやってもらいたい」と警告し、同じ被害に遭わないよう注意を促しています。
SNS型投資詐欺が巧妙化する中、常に警戒心を持つことが、自身と大切な資産を守る鍵となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0e0bdbb0c80cca912b577d145584d2420c2eeb6b
長崎県でのSNS型投資詐欺の急増に関するコメントでは、多くの人々が詐欺の手口やその危険性について警戒を示していました。
コメントの中には、実際にセミナーに誘われた経験を持つ人が、自分の直感でその話に興味を持たず、断ったことを語っているものがありました。
このように、身近な人からの誘いであっても、胡散臭さを感じたら警戒することが重要だとされていました。
また、ラクをして金持ちになろうとする考えが詐欺に引っかかる原因であるとする意見もあり、自己責任の重要性が強調されていました。
投資を行うには知識が必要であり、安易に儲かる話を信じることが危険であることが指摘されていました。
さらに、SNSでの金銭の話は詐欺の可能性が高いとの意見が多く、LINEへの誘導は特に要注意だという声もありました。
過去の詐欺に関する知識が不足している高齢者に対しても警告があり、世代を問わず注意が必要だとされていました。
全体として、詐欺に対する警戒心と自己防衛の意識が高まっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
1日に3〜5万くらいの配当が云々言って、セミナー?参加を勧められた。
要するにラクして金持ちになろうとするから騙される。
投資は自己責任です。
SNSでお金の話が出たら100%詐欺だから。
ラクして金儲けしようとした結果。