気候変動に関する国際会議が続く中、2024年のCO2排出量が過去最高を更新する見込み。会議の議論が実際の成果に結びつかない現状が懸念されている。
要約すると気候変動に関する国際会議が続々と開催される中、2024年の世界のCO2排出量が過去最高を更新する見込みであることが明らかになった。
10月には生物多様性のCOP16がコロンビアで、11月には気候変動のCOP29がアゼルバイジャンで行われ、各国政府や産業界、金融機関がカーボンニュートラルを目指す議論を展開している。
特に英国は、COP29の場で2035年までに温室効果ガスを81%削減するという目標を発表し、脱炭素の動きを加速させている。
日本国内でも気候変動問題が重要課題として認識され、各省庁で関連委員会が設置されるなど政策レベルでの議論が進んでいる。
しかし、実際には2024年のCO2排出量が前年から10億トン増加し、416億トンに達する見込みである。
これは急速に発展したグローバル経済の影響であり、地球の平均気温も上昇を続けている。
国連環境計画の報告書によれば、現行の政策が続けば今世紀中に平均気温が最大3.1度上昇する可能性がある。
これらの状況から、会議が実際の成果に結びつかず、ただ「踊っている」だけの状態が続いていることが懸念される。
会議での議論や情報開示があっても、実行に移さなければCO2排出量は減少しない。
私たちには会議での議論に時間を費やす余裕はなく、早急に実効性のある対策を講じる必要がある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4b2c427e03ad024d9f6b7574fa08b477c88236de