台湾がプレミア12で予告先発を変更し、罰金を科される異例の事態が発生。日本側はスポーツマンシップに反すると反論。
台湾は当初、林■（リン・イクビン）投手を先発に立てる予定だったが、試合前夜に陳柏清投手への変更を発表。
これは、林投手を決勝戦に温存するための戦略と見られ、同じく決勝進出を決めた侍ジャパン側からは疑問の声が上がった。
台湾が先発変更を申し入れたのは、ベネズエラと米国の試合中、米国がリードしている状況であった。
これに対し、日本側は「スポーツマンシップに反する」と反論し、主催団体であるWBSCは台湾に3000ドル（約47万円）の罰金を科すことでこの変更を認めた。
さらに、日本側は同じ左投手を先発させるよう要請し、台湾はこれを受け入れ、陳投手が先発することが決まった。
このように、消化試合でありながら、決勝戦の前哨戦にあたるこの試合は、予想外の波乱を呼び起こした。
台湾の先発変更は、競技の公正性やスポーツマンシップに対する疑念を呼び起こす結果となり、今後の大会運営にも影響を及ぼす可能性がある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/012983428a3ed3c3c4311f85ed6d64485765a364
台湾の予告先発変更に関するコメントは、さまざまな視点から意見が交わされました。
多くの人が、台湾の先発変更は戦略的な意図があるものの、スポーツの場においては「フェアプレー」の精神に反するとの見解を示しました。
特に、罰金が課されたことから、ルール違反であるとの指摘もあり、日本からの批判は正当だという意見が多く見られました。
さらに、罰金の金額が優勝賞金に対して釣り合っていないとの声もあり、罰金が安すぎるために予告先発の拘束力が弱いのではないかという懸念が表明されました。
台湾の視点では、メジャー昇格を視野に入れたエース温存策が国益を考えた現実的な選択であるとの意見もありました。
このように、台湾の行動を単なる不可解なものとして切り捨てるのではなく、文化や価値観の違いを反映したものと捉える見方もありました。
全体的に、次回以降の大会ではルールの厳格な適用や、予告先発制度自体の見直しが求められるとの意見が多く、今後の国際大会における公正性の確保が重要であるとの認識が広がっていました。
ネットコメントを一部抜粋
日本みたいに誰が先発してもいいみたいな層の厚さがあるなら別だけど、他国だと事情が違うのもわからないでもない。
罰金が課されたということはルール違反なのですね。
日本からの批判は至極真っ当。
台湾の先発変更は、確かに戦略的意図が見え隠れするものの、フェアプレーの精神に反していると感じます。
罰金も含めてルールです。
罰金は人を抑止できないのは行動経済学で証明されています。
決勝で一番いいピッチャーを使いたいというのは分かるが、ルール適用をより厳格にし、予告先発を変更できないようにするか、いっそのこと予告先発を廃止して欲しい。