ソニーとNEC、顔認証技術で新たな協業を開始

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ソニーセミコンとNECが顔認証ソリューションで協業開始。プライバシー配慮の高精度技術を開発し、2025年度販売予定。

要約するとソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)とNECは、2023年11月26日に顔認証ソリューションに関する戦略的協業を発表しました。

両社はそれぞれの最先端技術を活用し、プライバシーに配慮した顔認証システムの共同開発を進めることを目指しています。

SSSはエッジAIセンシング技術を提供し、NECの顔認証技術と組み合わせることで、様々な環境下でも高精度な認証を実現します。

特に逆光などの難しい状況でも安定した性能を維持することが期待されています。

両社は2022年から物流分野での協力を進めており、SSSの画像処理技術とNECの物流・製造向けソリューションを組み合わせて、「物流2024年問題」や「サプライチェーン強靭化」といった課題に取り組んできました。

今回の協業では、入退管理やセキュリティ用途を中心に、オフィス、物流、リテール、モビリティーなど多岐にわたる分野での活用を目指し、2025年度中の販売を見込んでいます。

AIカメラは「AITRIOS」プラットフォームとして提供され、NECが開発した光環境の変化に強いAIモデルと連携して、シーンに応じて画質をリアルタイムで最適化します。

さらに、AIカメラは顔の特徴量を抽出し、クラウドに送信することでNECの生体認証ソリューション「Bio-IDiom Services」と連携し、顔認証を実現します。

このシステムにはなりすまし対策機能も搭載されており、プライバシーやセキュリティに対する要求の高いユースケースでの利用が期待されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/227db0bae2894ecca026bbe94a35a7927d1e893b

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